真鱈子(タラコ、マダラコ)の醬油漬け2021~レシピと作り方
母衣月山(ほろつきやま)の地名由来
夏休み親戚の集まりで寿都浜中野営場にて、2泊3日のキャンプを行ってきました。 浜中野営場は無料で利用できるため、この日も多くのキャンパーで賑わっていました。水道、トイレも完備しており、これを無料で使えるのは大変助かります。眼前には砂浜が広が...
イカの塩辛を作る~赤造りの作り方
夏の函館と言えば、イカ刺しですが近年不良すぎて、なかなか地元民の口も入りづらくなってきています。例年なら8月後半からイカも厚みが増し、大きくなり一夜干しや塩辛に適してくるのですが、何せ今年は1杯200~400円と高額でイカの塩辛を作るどころ...
イクラ醤油漬けを作る
暦の上で秋がやって来ました。いよいよ秋鮭のシーズン到来です。秋鮭といえば、当然イクラの醤油漬けを仕込む季節ですので、今回はイクラ醤油漬けを作っていきます。 下準備~塩水を作る まずボールなどに塩水を作っていきます。それほど濃度にこだわる必要...
カガミダイを調理する
レストランでも市場でも高いお金を払えばそれなりのものを食べさせてくれますが、安いお金で高級品あるいはグルメ品をと言っても無理があります。出来ることは自分で仕入れて仕上げる・・・それに尽きます。さて、今回は220円で買った活きのよいカガミダイ...
矢越八幡宮と矢越岬
津軽海峡を挟んで二つの矢越が存在します。一方は道南福島と知内の境目、もう一方は下北半島の佐井にある矢越です。まるで双子のような矢越には、伝説や地名に多くの共通点がありました。 矢越岬の地名 前回、矢越岬の地名由来について、ya-kus-i ...
矢越岬(やごしみさき)の地名由来
知内町の小谷石へ向かっていくと矢越岬が見えてきます。小谷石の行き止まりの山のさらにその向こうに見える島のような山が矢越岬になります。 小谷石方面に向かう途中矢越岬が見える 今は観光名所としてクルーズ船がでており、矢越岬や青の洞窟へと案内して...
北海道博物館第五回特別展「アイヌ語地名と北海道」に行きました
以前ご紹介した北海道博物館第五回特別展「アイヌ語地名と北海道」に行ってきました。前期と後期で展示物が入れ替わりますので、早めに行こうと思っていたのですが、なかなか機会がありませんでした。なんとか前期展示に間に合いました。一般の方で特別展のみ...
北海道百年記念塔
週末を利用してようやく北海道博物館にいってきました。メインは博物館でのアイヌ語地名に関する特別展ですが、そのついでに北海道百年記念塔も間近で見てくることができました。野幌森林公園にある約100mの記念塔です。1968年に北海道開道100年を...
小谷石展望台
イカリカイ駐車公園を少し小谷石方面へ向かうと右側に小谷石展望台の案内が見えます。 小谷石展望台案内 民家の横にひっそりと建っていますので、見落としてしまいそうです。イカリカイ駐車公園に車を停めて歩いて向かうのがいいでしょう。 展望台へ上がる...
江差町五勝手(ごかって)の地名由来
道南のお土産の定番に『五勝手屋羊羹』というものがあります。赤い細長い筒状の棒の中に入っていてその羊羹を底から押し出しながら押し出した分を先端についてある糸で巻いて切って食べるという代物です。羊羹の美味しさもさることながら、ちょっと出しては切...
『北海道蝦夷語地名解』を歩く~檜山郡の地名④
『北海道蝦夷語地名解』檜山郡の最終章です。やはり、檜山郡の地名は整然と並んでいないのでなかなか比定するのが困難でした。そんな中でもこの辺かな?(笑)と思うところを訪れながら、『永田地名解』に記されたアイヌ語地名を探索してみました。 Pit ...
厚沢部町太鼓山(たいこやま)の地名由来
厚沢部川の横、函館から厚沢部方面へ行くと厚沢部町の中心部右手に太鼓山を見ることができます。 太鼓山とは 太鼓山地名由来掲示板 太鼓山にある地名掲示板の由来をそのまま引用してみましょう。 太鼓山は、頂上で足踏みするとドンドンと底鳴りがして、地...
上ノ国町洲根子岬(すねこみさき)の地名由来
檜山地方の上ノ国にある岬の名前です。『北海道蝦夷語地名解』には、 「ス子コ」崎或ハ「シ子コ」崎ト云フハ訛ナリ「シレンコロ」ハ「シリエンコロ」ノ急言ニシテ直譯スレバ山額ナリ「レ」ヲ「子」ニ轉音スルハ和人及ヒ朝鮮人ノ常ナリ舊地名解ニ「シ子コ」ハ...
上ノ國八幡宮
上ノ國八幡宮は北海道で最も旧く歴史ある神社の一つです。松前藩の武田氏(松前氏)にゆかりのある神社で、この神社のもっと上の山上には勝山館があります。 神社から海を望む 北海道では旧く本殿は1699年の建立と伝えられます。 神社正面 灯篭の上に...
歩仁内(ぶにない)の名字由来
先日タクシーに乗ったら歩仁内さんという運転手さんに出会いました(また、タクシーかw)。思わず、何て読むんですか?と尋ねると「ぶにない」と答えて下さる。 続けて、東北の方ですか?と尋ねると、「おやじに聞いたんだけど、秋田の出身らしんだけど、由...
『北海道蝦夷語地名解』を歩く~檜山郡の地名③
檜山郡の三回目になりました。いよいよ内陸部から日本海に抜けて南下してくるのですが、まずまず今回は大きく順番が狂うこともなさそうです。手がかりも多いのでそれだろうと概ね特定も可能でした。 Hacham ハチヤㇺ ペッ 櫻鳥川 『永田地名解』で...
宿野部(しゅくのべ)の名字由来
先日、タクシーに乗ったら宿野部という名字の運転手さんに会いました。思わず「東北の出身ですか?」と尋ねたら、「そうだ」と答えてくれました。やはり下北半島の出身だったそうで、アイヌ語由来の名字ですね、と話したら「そうらしいね、宿野部は川も地名に...
上ノ国旧笹浪家住宅を見学する
『北海道蝦夷語地名解』の檜山郡を歩きながら、 なかなか目当てのタプコプも見つからないので いつものように寄り道をしながら情報収集もかねて、重要文化財の「旧笹浪家住宅」を訪れました。 旧笹浪家住宅玄関 能登屋笹浪家は屋号を「ほしやまに」能登屋...
北海道博物館第5回特別展「アイヌ語地名と北海道」
北海道博物館にて2019年7月6日より特別展「アイヌ語地名と北海道」が開催されました。アイヌ語地名関連の連続講座や「北海道地名クイズ王選手権」も開催されます。地名から文化や自然を学ぶ良いチャンスだと思いますので、お時間のある方は是非足を運ん...
江差町伏木戸(ふしきど)の地名由来
ちょうど、北斗市方面から中山峠を越え、厚沢部町の中心部を通って江差方面へ向かうとこの地名に行き合います。漢字を見るといかにも日本語的なのですが、やはりアイヌ語由来であるらしく『永田地名解』には、 伏木戸(村)ノ原名「アツサブ」川破裂シテ川口...