先日スーパーを歩いていたら、いい具合のズワイガニのメス(セイコガニ)とワタリガニのメスを見つけました。ワタリガニは道南では一番流通して内子が美味しい時期です。最近、この時期にズワイガニのメスもよく売られるようになりました。
値段もズワイガニのメスで1杯150円、ワタリガニで500円くらいでしたので、なかなか良い価格でしたね。
今日はこの二大巨頭を贅沢に食べ比べてみようと思います。

いつもは茹でて食べますが、本日は蒸して旨味を凝縮していきたいと思います。
袋を開けるとわらわらとズワイガニが動き出しました。まだまだ元気いっぱいですね。
ズワイガニはそのまま蒸すと、暴れて自ら足を落としてしまう「自切」をすることがあるんです。
このまま蒸すと脚がバラバラになること確定なので、今回は締めていきます。
脚がバラバラになってもNPという方は不要ですよ。
しかし、カニばっかり喰ってんなーという読者のツッコミが聞こえそうです。(笑)
ズワイガニを締める
このまま締めるとハサミで挟まれる可能性がありますので真水で弱らせます。真水に10~15分ほど浸けておいて弱ってからトドメを脳天に突き刺しましょう。
カニの顔の正面にある「口」の隙間に、アイスピックや千枚通しを差し込みます。筆者、牡蠣の殻向きしかなかったので代用しました。(笑)
撮影のために上から垂直に突きさしてますが、頭の方から口に真っ直ぐ水平に突き刺すイメージです。道具が寝ている感じですね。
刺したらグリグリ上下・左右に大きく動かします。急所に当たると、カニの足が「ビクビクッ」と激しく痙攣したあと、フニャッと力が抜けて動かなくなります。これが締まった合図です。

ワタリガニはもう息絶えてましたので、このまま使います。
ひっくり返すとふんどしが広いのでメスですね。なかなか形の良いメスですので、時期的に内子が期待できますね。


ズワイガニとワタリガニを蒸す
蒸し器の下段に水をたっぷり入れて沸騰させます。

沸騰したらズワイガニとワタリガニを敷き詰めた上段を蓋ごと乗せます。
旨味たっぷりのカニ味噌や内子が流れ出さないよう、甲羅を下にするのが鉄則ですよ。


蒸し時間は強火で15分。
キッチンに潮のいい香りが立ち込めてくると、期待が高まります。

カニの蒸しあがり
さて、15分たって蒸しあがりました。
早速蓋を開けてみましょう。いいですね、美味しそうなカニの風味が立ち込めます。
あとはしばらく置いておいて粗熱をとればOKです。

蒸しあがったズワイガニを食べる

さあ、蒸しあがりましたね。まずはズワイガニのメスから。
お腹に抱えたたっぷりの「外子」を外して頂きます。

このプチプチした外子の食感と、繊細な身の甘みの組み合わせ。
小さいながらも旨味が凝縮されていて、これぞメスの醍醐味といった感じです。

ワンチャン、内子も入っていないかなーと期待しましたが、やっぱり外子だけですね。
でも味噌もそれなり、脚の身もそれなりに入っていますので150円はコスパいいな~。


蒸しあがったワタリガニを食べる
さあ、次はワタリガニを頂きましょう。
カニをこれだけ堪能できるのは、幸せ極まりないです。そりゃ読者から、カニばっか食べてますねってコメント頂きますよ。(笑)

まずはこの「ふんどし」を開く瞬間が一番ワクワクします。
ここから覗く内子の色を確認して……よし、しっかり詰まっていますね。
これは、この時期の楽しみ!テンション爆上がりですよ!

さあ、甲羅を外しましょう!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
甲羅を外すと、期待通りの鮮やかなオレンジ色!
カニ味噌と内子が混ざり合って、なんとも言えない食欲をそそるビジュアルです。

ここからはもう、スプーンの独壇場です。
ワタリガニのねっとり濃厚な内子と、コクのある味噌を、交互に、あるいは混ぜて。
甲羅の隅っこにある一番旨いところまで、一滴も残さず掬い取っていきます。

気がつけば、無言でひたすらスプーンを動かしていました。
身を食べるカニもいいですが、内子と外子をこうして「深く」味わう時間は、まさに至福ですね。
ズワイガニとワタリガニ、カニの二刀流を堪能しましたよ。
皆さんもスーパーや市場で見かけたら、ズワイガニとワタリガニ試してみませんか?(‘ω’)
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