大きいヒラメを捌いて料理する②~銀餡つみれとアラ汁を作る
立待岬の地名由来
立待岬は「たちまちざき」とも言われ、函館の南端で函館山の東にある岬です。観光名所としても有名なので道外の方もよく知っている地名かもしれません。近くには石川啄木一族の墓もあります。 これはおそらく俗説でしょうが、筆者が子供のころには身を投げ入...
クリガニを茹でて食べる~内子最高!味噌汁で二度美味しい!
春と言えばクリガニのシーズンですね。 今、函館近郊ではタモを装備した釣り人たちが、夜間築港でクリガニ釣りをしています。針先にはイカなどを付けて、ゆらゆらと当たりがあったら、ゆっくり引き上げ水面から出るか出ないかのタイミングにタモでクリガニを...
山田秀三監修、佐々木利和編『アイヌ語地名資料集成』(1988年、草風館)
アイヌ語地名を調べる上でやはり先人たちの文献に当たらなければいけません。 それぞれの文献をそれだけを目的に図書館なりを探すと結構な手間になってしまいますが、アイヌ語地名を調べるのに最低限必要な文献を集めたものが『アイヌ語地名資料集成』です。...
ヌマガレイ(カワガレイ)の美味しい食べ方3選
昨年、ブログを始めたばかりの頃、初めて水産品の記事を取り上げたのがヌマガレイでした。正式名称のヌマガレイよりも道南ではカワガレイという人がほとんどだと思います。 ヒレの縞々模様がぱっと見でマツカワガレイと見間違う人もいますが、決定的に違うの...
帆立(ホタテ)稚貝で酒蒸しと味噌汁を作る~満杯ベビーホタテ祭り
数年前の台風で、噴火湾のホタテ漁が壊滅的な被害を受けました。それ以来、我が家の食卓に噴火湾のホタテが並ぶことが無かったのですが、あれから年月が経過して少しずつ回復の兆しが見えてきたのでしょうか。最近は噴火湾ホタテ謎の大量死ニュースもありまし...
イシガレイ(イシモチ)の唐揚げを作る~姿揚げで骨ごとバリバリ
↓前回の釣行、外道ばかり釣れて意気消沈して帰路につきました。それでも釣れないなりに、釣れた魚は文字通りネタ(記事)にしようと頑張っています。(笑) ネタの最後は中型のイシガレイの唐揚げで締めたいと思います。折角なので一尾まるごと姿揚げにして...
ヒラツメガニ(ヘラガニ・ヒラガニ)で味噌汁を作る
↓週末外道ばかりの釣りで、揚げられたヒラツメガニ。 小樽や余市あたりで発泡スチロール一箱で売りに出されるとき、ヘラガニという表示になっています。筆者もヘラガニといいますが、ヒラガニという人もいるようです。 その他にも甲羅の模様からHガニやら...
ウグイ(アカハラ)の塩焼きを作る~外道のわりに味は良かった
↓先週末に釣りに行ってきましたが、釣果は期待を裏切る結果でございました。 その中の一匹がウグイ、この辺の人たちはアカハラと呼んでるひとが多いかもしれません。婚姻色に染まるとオスメス両方ともオレンジ色に染まるからです。ウグイは釣り人からすると...
北寄貝(ホッキガイ、ウバガイ)の刺身を作る~割れホッキでお得!
道南の北斗市や苫小牧市の名産品として、北寄貝があります。ウバガイという名称が一般的でありますが、北海道では北寄貝が共通言語になってます。 そのホッキという呼び名も一説にはアイヌ語由来ではないかと言われていますが、ランポックンの時に触れたので...
祝ブログ開始一周年~この一年を振り返る
今日でブログ開始一周年となりました。 ブログを立ち上げたのはもう少し前になりますので、正確にいうと現在残っている投稿から一周年ということになります。 実際、ホームページを作って運営したことは過去に何回かありましたが、MMORPGの血盟HPだ...
週末釣行6回目~外道祭り
この週末も天気が良さそうだったので、近くの築港へ釣りに出かけました。 天気は良かったのですが、風もあり波もそれなり。 それでもコンディションは悪くない方です。 前日から準備しておいたので早速テキパキと竿を立てていきます。全部投げ終わったあと...
マグロカマを解体して刺身にする~飽きるくらいカマトロを収穫!
お魚屋でたまに生マグロのカマを売っているのを見かけたことはありませんか? 見たときあれはどうやって食べるんだろうと考えたことがあると思います。スーパーなんかで夏場に売られている小さめのマグロのカマは、バーベキューで炭焼きにするのがイメージさ...
真鱈子(まだらこ)のカラスミを作る2~サイズダウンの結果は?
前回、真鱈子のカラスミを作りましたが、あまりに大きいタラコだったせいか、乾燥に時間がかかってしまったこと、大きすぎて半分にしないと干せなかった等、ちょっと不満足な結果でした。 その反省を踏まえながら、今回は少しタラコをサイズダウンして干しや...
週末釣行4・5回目~春のマコガレイ祭り
今週末は風浪穏やかで釣りにはベストコンディション。 仕事をほっぽって知人と土曜から釣りに行ってきました。 遊びがてらだったので、正直あまり期待していなかったのですが、なんだかチョボチョボとした当たりがあったので、合わせて巻いてみることに。 ...
真空パック器(バキュームパッカー)を使ってみた!
水産加工士(自称)としては今Lv1なので、Lvアップしたいところ。 やっぱり、保存用の真空パック器を装備するのは必須であると常々感じておりました。 家電量販店へ行っても大体1万円ほどで、しかも真空パック袋が意外とお高い・・・。それではいくら...
2020年3回目の釣行~オニカジカ(花魁カジカ)を釣る
先日、今年3回目の釣りに行ってきました。 1回目はイシガレイ祭りだったが、2回目はイシガレイ1匹。 そして、今回。 お昼過ぎからいつもの場所にいくものの、全く釣れず。 気を取り直して場所を変えてみる・・・反応なし。 もう一度場所を変えてみる...
かすべの唐揚げを作る~食感が酒のつまみにピッタリ
北海道の食卓にあがる「かすべ」。漢字で書くと「糟倍」と書き、市場で売られているのは真カスベと水カスベになります。 前者はメガネカスベと呼ばれるもので、後者はソコガンギエイと呼ばれるものらしいですが、後者の方が水っぽいために水カスベの名前があ...
中空土偶(カックウ)~縄文文化交流センターを見学する②
↓前回記事はこちら。引き続き縄文文化交流センターを紹介しております。 第二展示室を抜けて第三展示室に行くと、いよいよカックウが近づいてきます。 ここは、縄文人たちの死生観など精神世界をテーマにした展示になっています。その一つに国宝の土偶も位...
函館市縄文文化交流センターを見学する①
縄文文化交流センターは↓「道の駅 縄文ロマン南かやべ」に併設されています。 縄文遺跡というと青森の三内丸山遺跡が一般的に有名ですよね。 ここ道南も意外に縄文遺跡が多いのですが、意外と知名度がまだまだ低い。世界遺産へ登録されるとまた違ってくる...
道の駅 縄文ロマン南かやべ
函館の臼尻町に2011年にオープンした道の駅です。隣に函館市縄文文化交流センターが併設されており、国宝がある国内唯一の道の駅です。 ここを訪れるのは何度かありましたが、中に入るのは二度目になります。 道の駅がお目当てというよりも、左側の縄文...