超弩級ワタリガニ(ガザミ)の内子が絶品すぎる~最後は甲羅酒で〆る

大きいメスのワタリガニ 水産加工
大きいメスのワタリガニ
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昨年のワタリガニシーズンからもう一年も経過しました。酒のつまみにしたり、グラタンにしたりと随分堪能させて頂きました。値段が500円程度で幸せな気分になれる素晴らしい食材ですね。

5月に入ったのでそろそろ地元のスーパーや市場にも売っているかな?と意識して見周ります。この時期のワタリガニは内子が入ってめちゃくちゃ美味しいですからね。

と思い探して見ると・・・やっぱり、ありましたね。

「なっ!」、見た瞬間、ちょっと興奮気味に。(;゚Д゚)

筆者が今まで見逃しただけなのか、お目にかかれる機会が無かっただけなのか、メスでこんなに大きいのは生まれて初めて見ました。

見間違いか?何度も包装されたパックの隙間から覗き込みますが、オスではありません間違いなくメスです。

値段は1杯税抜き900円程度・・・安く旨いをモットーとする筆者からすると、ただのつまみとしてはちょっとエクスペンシブです。夕食のおかずにと言って買って帰ったら、家族に間違いなく吊し上げにされるでしょう。

スーパーの中をぐるぐる回りながら買うか、買わないか思案する姿は万引きGメンに拘束されてもおかしくないほどです。

しばらく逡巡したあげく、「一期一会は大切にしないと!」という訳の分からない理由で自分を納得させて2杯ご購入となりました。(笑)

ずっしりとした重量感
ずっしりとした重量感
両方とも間違いなくメス
両方とも間違いなくメス

いや、ほんと素晴らしい大きさですね。オス・メスの見分け方はカニをひっくり返した三角のふんどしと呼ばれる部分の形です。写真のように幅広なものがメス、三角に尖ったものがオスです。どのカニも共通です。

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沸騰させたお湯で茹でる

水を鍋に入れて沸騰させます。塩を一つまみ程度いれましょう。沸騰したら甲羅を下にして茹でます。茹で時間は約15分、初めは強火にして再沸騰したら吹きこぼれないように少し火加減を弱くします。

水をはり沸騰させる
水をはり沸騰させる
沸騰したら甲羅を下にしていれる
沸騰したら甲羅を下にしていれる
再沸騰したら火を少し弱める
再沸騰したら火を少し弱める
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流水でアクを流して冷ます

15分ほど茹でたらワタリガニを取り出し冷まします。アクが付いている場合は流水で洗い流してあげると粗熱も取れますし、見栄えも良くなります。

茹で上がったあとの重量を計ってみると、なんと450gオーバー!

中型毛ガニと同じ目方ですね。

茹で上がったワタリガニ
茹で上がったワタリガニ
重量は450gオーバー
重量は450gオーバー
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ワタリガニを堪能する

さあ、いよいよ超弩級ワタリガニを頂きます。

手に持ったときのズシリとした重みは何とも言えない感じです。早速ふんどしを剥がしてみると、もうすでに内子が詰まっているのが見えています。

いやー、良かった。

これで「内子がありませんでした」だったら、吊し上げどころか屋外にロックダウンされるところです。(汗)

内子が見える
内子が見える

甲羅を開けてみると今まで見たことの無い量の内子がぎっしり詰まっていました。スプーンですくうと内子とカニ味噌が絡まって超弩級の旨さです。

肩の中の身もぎっしり詰まっていて食べ応えがありました。

ぎっしり詰まった内子
ぎっしり詰まった内子
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内子とカニ味噌
内子とカニ味噌
ぎっしり詰まった身
ぎっしり詰まった身

甲羅酒で〆る

これだけ大きいワタリガニでしたので、甲羅もかなりの大きさになります。最後は甲羅酒で〆ることにしました。甲羅の中に少しほぐした身も入れて日本酒を注ぎます。

しばらくすると甲羅から香ばしいかおりが出てきますので、日本酒が温まったら頂きます・・・ワタリガニの風味が出て安い日本酒が名酒に生まれ変わります。素晴らしい!たまには甲羅酒いいですね。

毛ガニの一級品が4~5,000円必要なことを考えると、このワタリガニの一級品は約900円・・・高いと思うか、お買い得と思うか?ラーメン一杯の値段で素晴らしい食材を堪能できる・・・筆者は安いと思うけどなあ・・・。

本来なら東京やそれなりのお店に卸される商品なのかな・・・こんな一級品が地元で買えるのも、コロナで出荷先が無い影響かもしれませんね。

身と日本酒を入れて温める
身と日本酒を入れて温める
カニの旨味が絶妙の甲羅酒
カニの旨味が絶妙の甲羅酒

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