こんにちは、先日行きつけのお魚屋に行ってきました。
そこで道南の知内町で獲れたバカガイ(アブラガイ・アオヤギ)が売っていました。バカガイは本州じゃ寿司ネタで貝の集積地の地名から青柳(アオヤギ)とか、ここ道南だと子どもの頃からアブラガイと言っていました・・・由来は知りません。(笑)
バカガイと呼ぶのは、うちの祖父は砂を噛むバカな貝だからバカガイだと言っておりました。
一説には塩の満ち引きで棲む場所を変える「場変え」の転訛だとか、足がベロっと舌をだすバカみたいにみえるからとか諸説あります。
しかも、道南知内産とのことで、まず目を引くのが、その貝殻の美しさです。最近よく見かけるバカガイと比べて、今回の知内産のものは鮮やかなオレンジ色がかっていて、非常に綺麗で映える感じがします。
ご丁寧に発泡スチロールに海水を入れてエアーで活かして売ってありました。一個150円でちょっと高いかも知れませんが、状態も良く大き目だったのでご購入です。
祖父の言う通り活きたまま砂を噛む貝なんですが、これはしっかり砂抜きされてそうですね。
バカガイを買っても砂抜きされていないとBBQでそのままパクリという訳にはいきません。今回はエアーを入れた海水に入っていましたので、砂抜き不要と考え炭火焼きにしてみました。
ただ、炭火を起こして網の上で焼くだけの記事ですので、マッハで読み飛ばして下さい。(笑)

今回の知内産バカガイはオレンジが濃く網の上に並べるだけでもパッと映えてとても綺麗なんですよね。
今日の調理法は至ってシンプル。網の上に乗せて、ただ炭火で焼くだけ。醤油も酒も、味付けは一切しません。

パチパチと炭が爆ぜる音を聞きながらじっと待っていると、だんだんと貝殻がパカッと開き、中からふっくらとしたオレンジ色の「足(斧足)」が顔を出してきます。グツグツと煮え立つ貝の旨味エキスが殻の中に溜まり、磯の香りが周囲に広がっていくこの瞬間は、何度経験してもたまりません。


さあ、3個とも焼き上がったようですね。
貝も開いて足がベロっと顔を出しています。食べごろですね、頂きましょう!

さて、バカガイといえば「砂抜きが難しい」「ジャリッとするのが嫌」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
砂抜きがされてないと、焼かれてから砂を落とすために、洗わなきゃならないのでジューシーさが失われてしまいます。しかし、今回手に入れたものは、水槽で丁寧に砂抜きがされていた優れもの・・・旨そうです。
焼き上がった熱々のバカガイをそのまま頬張ると……不快な砂の感覚は一切なし!

プリプリとした足の食感と、噛むほどに溢れ出す濃厚な貝の甘み。そして、貝の中に残っていた海水の程よい塩気。味付けを全くしなくても、これだけで完璧なごちそうです。素材が持つ本来の旨味が、炭火によって極限まで引き出されていました。
道南の豊かな海の恵みと、丁寧に下処理をしてくれたお魚屋さんの仕事に感謝しながら、あっという間に完食してしまいました。砂抜き処理されたバカガイを見かけたら、日本酒を片手にぜひ「そのまま炭火焼き」で味わってみませんか。
↓↓バカガイの別記事はこちら(/・ω・)/


