商業捕鯨が始まり、ミンククジラが水揚げされたのでしょうか・・・。自由市場にも中島廉売にもクジラ肉が並んでいました。
赤身やウネスは意外とどこでも売っているのですが、今回のクジラ肉は見てみるとちょっと変わっている。サシの入った赤身の肉が売っています。
お店のお姉さんに聞くと、鯨の「ホホ肉」とのこと。いわゆる頬っぺたですね。
マグロのホホ肉も脂が乗っていて刺身で非常に美味しいですが、鯨のホホ肉も見た感じサシが入って美味しそうです。
美味しそうなので買おうか迷いました。お値段は1800円・・・ウネスよりは安く普通の赤身の倍くらいといった値段でしょうか・・・。
正直食べたことが無かったので、興味と食欲に負けてご購入です。(*´Д`)
さあ、まじまじと観察してみると側面は脂でサシが入ったような状態です。これが中まで続いていたら霜降り牛肉と同じですね。
クジラ肉の寄生虫を心配する人意外に多いですね。
でも、鯨肉はアニサキスなどの寄生虫は基本いません。同じ場所で捌いているときに他の魚類から移ることはあるかもしれませんが、基本的に見たことありません。
まあ、牛肉みたいなものです。
仮に、食中毒をおこすとすれば鮮度の問題ですので、活きの良いものだけを生食しましょう。
半分にカットして刺身にする
半分にカットして刺身にしていきます。思ったとおり中も霜降り状態です。
これは期待が高まりますね。
半分にカットして柵状になったものを切り分けていきます。
水に晒しておいたスライス玉ねぎは、しっかり水を切ってお皿に敷きます。その上に鯨のホホ肉を盛り付けておきます。薬味は生姜とニンニクをすり下ろしたものを使いましょう。
盛り付けたら鯨ホホ肉の刺身の完成です。(‘ω’)
鯨のホホ肉をスライスして塩焼きにする
残り半分は見た感じ焼肉にしても美味しそうです。これは軽く塩をしてさっと焼いていきます。
お好みで胡椒を振ってもいいかもしれません。
ホホ肉の塩焼きが完成しました。少し映る左の白いのはただの豚肉です。(笑)
鯨ホホ肉の刺身と塩焼きを食べる
さて、いよいよ実食していきます。まずは刺身から。
ものすごい脂があって旨い!(;゚Д゚)
馬刺しの霜降りよりも赤肉とタテガミを一緒に食べたようなお味です。これは絶品ですわ。
塩焼きはどうでしょうか。これも上質のステーキを食べているようなお味。臭みも無くサシがすごいので口の中で溶けてしまいます。霜降り牛肉より上品ですね。
1800円ははじめ高い買い物だったと思ったけど、食べてみてコストに見合う美味しさでした。
また見かけたら、是非買って食べようと思います。
↓ ↓ 鯨の美味しい食べ方はこちら(‘ω’)