真イカ(スルメイカ)の刺身を作る

釣りたてのイカ 水産加工
釣りたてのイカ
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冬場のヤリイカもありますが、ここ函館で「イカ刺し」と言えば、ほぼ間違いなく真イカ(スルメイカ)の刺身を意味することでしょう。6月の漁解禁から冬まで刺身として出回ります。今年はかつてない不漁で、真イカの値段もとんでもなく高騰しております。なかなか買って食べられない・・・そう思っていたら、いつもの釣り師Iさんから立派なイカをもらってしまいました。

まだ生きている状態でしたのでこいつはイカ刺しにするしかない!と思い捌いていくのでした。ちなみに、真イカはだんだんと身が厚くなってきて11月を過ぎた頃に一番成長します。早ければ9月頃から大きく育つこともあります。

この頃のものは干物にするにも適していますが、今年は活きのいいイカを干物にするには本当に高すぎてもったいない!でも干物も食べたい!なのでゲソだけ一夜干しにしました。(笑) イカゴロも最高に育ってましたのでこれも今回は醤油漬けにしました。

前回紹介した味噌漬けとはまた違った味わいですので、近いうちに紹介したいと思います。

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イカを開いてゲソと内臓を剥がす

イカの塩辛作りでも説明しましたが、腹側を上にして逆さ包丁にして切れ目を入れたらゲソごと内臓を剥がしていきます。

切れ目を入れる
切れ目を入れる
内臓を引っ張りだす
ゲソごと内臓を引っ張りだす
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内側の余計な部分をこそぐ

内側の部分の余計なものを包丁でこそぎます。この時、アニサキスがいるかどうか確認できますが、心配な方は皮を剥いた後、蛍光灯に透かせば白く丸まったものが見えます。そこにアニサキスが寄生していますので、包丁で軽く切れ目を入れてアニサキスを除きます。骨もこのタイミングで取り除きましょう。

内側の部分を包丁でこそぐ
内側の部分を包丁でこそぐ
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イカ耳を切り離す

イカ耳を切り離します。上手い人はこの耳の途中の皮をつけたままにして耳ごと皮を剥ぎますが、ヘタをうつと身もごそっとはがれてしまいます。今回はヘマしたくないので耳は分離して皮を剥ぐことにします。

イカ耳を切り離す
イカ耳を切り離す
キッチンペーパー等で皮を剥く
キッチンペーパー等で皮を剥く
活きがいいのできれいに皮が剥ける
活きがいいのできれいに皮が剥ける
柵の完成
柵の完成

3杯分のイカの下準備ができました。

切り分ける前のイカ
足やゴロは今回別に処理します

イカ刺しにする

あとは短冊状に切ってイカ刺しにしていきます。耳も刺身にしましょう。ゲソも刺身できますが、今回は一夜干しです。非常に新鮮でしたので、まだまだ透き通っていますしピンと立ったままです。こういうイカを頂いて本当にうれしい限りです。ブログ上で申し訳ありませんが、釣り師のIさん、本当ありがとうございます。(‘ω’)

耳も皮を剥いて刺身にする
耳も皮を剥いて刺身にする
非常に透き通ったイカ刺し
非常に透き通ったイカ刺し

函館ではこれを大根おろしや生姜をおろして食べます。昔は朝イカと言って午前6時くらいに「イカ・イカ・イカ~」と車で売りにきたものですが、最近ではめっきり見られなくなりました。函館の夏の風物詩が一つ減ったようで悲しい気持ちです。

上が身と下が耳の部分の刺身
上が身と下が耳の部分の刺身

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