フクラギ(フクラゲ、福来魚)でアラで作る~ブリ大根の作り方

フクラギの頭 水産加工
フクラギの頭
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冒頭のアイキャッチ画像・・・ちょっとチョイスを間違ったかもしれません。

こうしてみると結構グロイですね・・・。

このフクラギのアラは、前回までフクラギを捌いて刺身となめろうにした残りです。

最後はフクラギのアラを使ってブリ大根ならぬフクラギ大根を作りたいと思います。

普通フクラギなんかで作ったって美味しくもなんともないんですが、今回のフクラギの脂の乗りようはちょっと凄いので大根と一緒に煮てみようと思いました。

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アラを処理する

まずは内臓やエラを外してカマと頭に分けて、それを二等分します。捌いて余った中骨や身なんかも一緒に入れちゃいましょう。

捌き終ったら軽く水洗いして血液などの汚れを洗い流します。

内臓は臭みが強くなるので使いません。

カマと頭は半分に
カマと頭は半分に
水洗いして汚れを落とす
水洗いして汚れを落とす
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お湯をかけて流水ですすぐ

沸かした鍋の中にさっとくぐらせるか、お湯をかけてるかした後、水ですすいで残ったぬめりや血合など取り除きます。いわゆる霜降りという作業になります。

これをすることで臭みがなくなります。

お湯をかける
お湯をかける
水ですすいで血合いなど汚れをとる
水ですすいで血合いなど汚れをとる
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大根を準備する

大根の皮を剥いて適度な大きさに切っていきます。

切った大根は煮崩れ防止のため面取りをして、味が染みやすいように十字に切れ目を入れておくと良いです。最近は100均に面取りカッターなるものも出現しているようなので、試してみるのもありですね。

適当な大きさに切る
適当な大きさに切る

鍋に昆布と水を入れて煮る

鍋に昆布と水と大根をいれて火にかけます。水の量は大根が上まで浸るくらいで良いです。

おでんを作る様に先に大根を下茹でしておくのもありですが、ただのアラ煮です。

ざっくりいきましょう。(笑)    

昆布と大根を入れて火にかける
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沸騰したら昆布を取り出してアラを入れる

ぐつぐつと沸騰してきたら昆布を取り出して、フクラギのアラを入れます。

沸騰してきたら昆布を取り出す
沸騰してきたら昆布を取り出す
フクラギのアラを入れる
フクラギのアラを入れる
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アクを取り除いて調味料を入れる

沸騰してきたらアクが浮いてきますので、取り除いていきます。

アクを取り除いたら醤油と酒、みりん、砂糖で味を調えます。

醤油は大さじ5~6、酒とみりんは大さじ1~2、砂糖は大さじ3~4程度を目安に、塩味や甘さを好みで加えながら味をみて調整したほうが良いと思います。筆者、甘いのは苦手なので砂糖少な目です。

そのままある程度、中火で煮こみます。

沸騰したらアクをとる
調味料で味を調え煮る
調味料で味を調え煮る

落とし蓋をして煮詰める

大根が煮えてきたらアルミホイル等で落とし蓋をして、弱火から中火程度で煮ていきます。

汁気が少なくなるまで煮詰めます。その間2、3度煮汁を大根に回しかけて下さい。

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汁気が少なくなったら火を止める

汁気三分の1くらいになったら、火を止めます。一度冷ますと味が良く染み込みます。

あとは食べる時に再度温めて器に盛ります。

煮汁が少なくなったら火を止める
煮汁が少なくなったら火を止める

フクラギ大根の完成

食べる時に再度温めて頭やカマなど身のある部分を盛り付けます。水に浸してから水気をきった針生姜を乗せてブリ大根ならぬフクラギ大根が完成しました。

フクラギからでた脂と出汁が大根に染み込んで美味しいですね。

函館でフクラギというと、夏の魚で脂分が少なく身が引き締まりってさっぱりとしたイメージがありますが、この時期のものは脂も乗って、ブリのいいとこどりしたような感じです。

フクラギの値段は298~398円くらいで安定していますので、価格的には手を出しやすいですね。しかも今回は150円ですので爆安です。

一尾で家族4人がゆうに食べられますので、ご自宅で休日捌いてみてはいかがでしょうか。もちろんお魚屋さんで捌いてもらってもOK!その際は是非アラもお持ち帰り下さい。(‘ω’)

↓ ↓ 魚のアラと言えばやっぱりコレ!(‘ω’)

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