先日、今年も生鮭で鮭とばを作った記事を書きました。
本当に今年は鮭が高価ですね。
このフレーズ何回書いているんだろうという感じですが、そんなお高い鮭の内臓等・・・捨ててしまうには勿体ない。
イクラは皆さま醬油漬けにして食べると思いますが、他の部位はちょっとね・・・という方が多いですよね。特にどうしようかと迷ってしまう、白子について普段なら三平汁に入れて終わりという人が多いのではないでしょうか。
そんな困った人にオススメの白子の味噌漬け焼きという美味しい食べ方を紹介したいとおもいます。
血を抜く
鮭の白子の裏側には血管が通っています。
生臭くならないように、この血管の中の血をしごくように取り除きます。端まで寄せると出てきますが、途中で穴を開けてそこから出してもいいです。そこまで神経質にやらなくてもいいので、ある程度血を抜き出したらOKです。
味噌だれを作る
味噌漬けにする味噌だれを作ります。作り方は至ってシンプル、味噌・みりん・砂糖だけです。
漬ける分量をみながら、味噌等の量を調節します。
砂糖を入れすぎると甘くなりすぎますので、ここは好みの分かれるところ。
味噌は濃いめでも白子は意外に味が染み込まないので、味濃いめをオススメします。
味噌に砂糖をかけて、みりんで少し溶かすイメージでいいと思います。
味噌だれで白子を漬ける
あとは容器や袋で白子を味噌だれに浸けていきます。
今回は量も少ないので袋に入れて浸けていきます。袋に入れてから大体2~3日程度冷蔵庫に入れて漬け込みます。小さいものなら2~3日、大きい白子なら3~4日漬けて下さい。
漬込まれた白子を洗って焼く
上の写真が3日間漬け込んだ白子です。
これを軽く水洗いした後、水分を拭いて焼いていきます。
弱火で焼く
グリルなどで弱火で焼いていきます。
結構デリケートで焦げやすいですので、弱火でじっくり焼いて下さい。
しばらくしたら水分が落ちて縮みます。そこから焦げ目が付くのは直ぐですので、見張りながら丸焦げにならないように仕上げたらOKです。
鮭の白子の味噌漬け焼きの完成
焼きあがった白子は熱々ですので、少し冷ましながら余熱で中まで火を通します。
あとは切り分けて盛り付けたら完成です。
切ったときに中心部まで火が通っていればOKです。
この白子の味噌漬けは筆者が行きつけの居酒屋の看板?メニューなのですが、本当に酒のつまみに最高です。味噌の風味と塩分が入った白子は、身が締まってプリッとした食感が味わえます。
普通なら重宝されない食材がこんな美味しくなりますので、日本酒好きの方は是非お試しください。
こういう安い食材を美味しく食べる方法って本当にいいですね。(‘ω’)
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