スーパーや市場に行くと新鮮な生の鯨肉が売っていました。商業捕鯨が始まったとかつてニュースでありましたので、それで捕獲されたものなのでしょうか。
ウネスなどの希少部位も売っていましたが、今回はオーソドックスな赤身をお刺身にしていただこうと思い購入しました。冒頭の写真の量で1000円程度です。
購入するときは生食用と鮮度の落ちた加熱用がありますので気を付けて下さい。
鯨の種類はミンククジラのようで、八戸の方で獲れたものらしいですね。
函館は年末にクジラ汁を食べる習慣もありクジラは身近な食材です。子供の頃は鯨ベーコンをおやつみたいに食べてたなあ・・・。
さあ、鯨の赤身をお手軽に美味しく頂きたいと思います。
タレを準備する
普通の醤油でもいいのですが、馬刺しなど肉系はちょっと甘目のタレの方が美味しいと思いますので、即席でタレを作ります。
タレには醤油・酒・みりん・砂糖を使います。今回は昆布醤油も使いました。
醤油・昆布醤油・酒・みりん、これら4つの調味料を1:1:1:1で鍋の中に入れていきます。大さじ2ずつ入れました。あとは砂糖を大さじ1入れ軽く沸騰させます。
軽く沸騰したら火を止めて冷まします。
もうちょっと昆布出汁を効かせたかったので、冷ました調味液の中に昆布を入れておきました。これでもっと味わい深くなります。
ちなみにこの分量で「ちょっと甘辛」程度です。
もっと甘目がいいなら、酒やみりんを増やしたり、砂糖をいれたり、砂糖のかわりに別の甘味料を用いるといいでしょう。ユッケや馬刺しなんかでも活用できますので、自分好みの味を調整して覚えておくといいですね。
薬味を準備する
さて、薬味を準備していきます。まずはオーソドックスなニンニクと生姜です。これらをすりおろします。チューブに入ったものでも構いません。
刺身の量や食べる人数にあった分量を用意して下さい。
今回は付け合わせに玉ねぎを準備しました。新玉だったので甘みがあります。それにサラダで使う紫色の玉ねぎも冷蔵庫にあったので使ってしまいます。
玉ねぎは薄くスライスして皿に敷き詰めます。新玉が無く普通の玉ねぎを使って辛いようなら、少し水にさらしておくと良いでしょう。
お好みで小葱や長葱を添えるのもありです。今回は冷蔵庫に無かったのでパスしました。(‘ω’)
鯨の赤身を切り分ける
いよいよ鯨肉を切っていきます。
赤身だとおそらくドリップが出ていますので、キッチンペーパーで水分(血)を丁寧に拭きとります。
ドリップをしっかりとったら、刺身に切り分ける大きさをイメージしながら、柵状にします。
柵状にしたら刺身にしていきましょう。
鯨赤身の刺身の完成
あとは切り分けて玉ねぎを敷いた皿に盛り付ければ鯨赤身の刺身の完成です。
大葉を添えて薬味をのせておくと見栄えもいいですね。
先ほど作って置いた即席タレに薬味を入れて頂きます。ミンククジラの赤身はクセもなく高たんぱく低脂肪でヘルシーです。お酒のつまみにいいですね。
新鮮な赤身が売られていたら、是非チャレンジしてみて下さい。(‘ω’)
↓ ↓ 他にも鯨の美味しい食べ方あります。(*´ω`)
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