珍味探求~チャンジャとホタルイカの沖づくり(沖漬け)

タラのチャンジャ 雑記
タラのチャンジャ
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筆者、趣味が水産加工ですので販売品でも美味しそうなものや、珍しいもの、お得そうなものを買っては自宅で消費しています。

冒頭の写真は韓国料理で有名なチャンジャですね。大体はタラの胃袋や腸といった内臓で作られます。今回の商品はスケソウダラの腸で作られているようです。

ピリ辛の味がヤミツキで居酒屋へ行くとついつい注文してしまいます。(笑)

スケソウダラのチャンジャ
スケソウダラのチャンジャ

この冷凍された業務用チャンジャを見つけました。価格は税込み1,000円・・・居酒屋で食べると上の写真の量で400円くらいはかかりますので、1,000円で写真の量である37.5gずつ取り分けると8回分くらいになりますね。買って食べるとこんなに安かったんだなあ・・・としみじみ感じます。

原価125円に提供価格400円、原価率は31.25%

器に盛って提供するだけという手間を考えれば、なかなか(経営的に)魅力的な商品ですね。

↓ ↓ オススメのタラチャンジャ(‘ω’)

じゃ、これを自家製でやるとどんな感じかというと、スケソウダラは最近値段が高騰していますので、そもそも個人が安価に作るのは難しいです。

筆者、一度だけ真鱈の胃袋でチャンジャを作ったことがあります。

その時は頭と胃袋や肝が付いた、いわゆるアラが1尾分100円で売っていたので店頭にあった4尾分の頭と内臓を持って帰りました。もちろん、魚屋のオヤジには「こいつ何するんだ?」という怪訝な顔をされましたが・・・。(苦笑)

その時作った感想を言うと、

胃袋は寄生虫の巣窟でした。(*´Д`)

いやあ、アニサキスはおろかリリアトレマ、謎の気持ち悪いブツブツしたものが出てくる出てくる。

もう、気持ち悪くて一旦ボイルしちゃいました。(;^ω^)

変な寄生虫や卵?を取り除いて、一応ボイルしてから作ってみましたが、ちょっと唐辛子きつめだったのでめちゃくちゃ激辛だったのを記憶しています。胃袋をボイルしたので結構歯ごたえ十分な感じでしたが、とてもじゃないけど、人様に自信を持って食べさせるものではありませんでした。

そのうち食材が安く手に入ったらリベンジして作ってみたい珍味です。

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ほたるいかの沖づくり
ほたるいかの沖づくり

二品目はほたるいかの沖漬けです。

商品名は沖づくりになっておりますが、食べた感じは沖漬けですね。価格は税込み250円。

スルメイカでも本格的な沖漬けは、船上で釣ったそばから醤油に生きたままイカをぶっこむ方法がとられますが、最近の市販品は陸揚げされたものを醤油漬けされたものが多いですね。

この商品はどちらの方法で出来上がったのかはわかりませんが、なかなか美味しかったです。酒のつまみで食べていたのが、ご飯欲しくなっちゃいました。

器にもった沖漬け
器にもった沖漬け
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家庭でほたるいかの沖漬けを作るのは注意が必要です。

ほたるいかには旋尾線虫という寄生虫がいて、皮膚爬行症や腸閉塞を引き起こすと報告されています。

厄介なのは小さいので目視で確認しづらいということ。

アニサキスと同じように冷凍すると死滅するらしいのですが、厚生労働省によると−30 ℃で4日間以上、もしくはそれと同等の殺虫能力を有する条件で凍結すること(同等の 殺虫能力例:−35 ℃(中心温度)で15時間以上、または−40 ℃で40 分以上)のようです。

家庭用の冷凍庫だとどのくらいで死滅してくれるのでしょうか・・・。

この寄生虫はスルメイカの内臓にもいるようですが、スルメイカの沖漬けやイカゴロを食べ続けて数十年、筆者今のところ中ったことはありません。(笑)

ほたるいかの内臓に認められる場合が多いのでしょうね。

ホタルイカの生食でも内臓を取り除くとほとんど問題は無いようです。

美味しいものには危険が付きものなんですかね・・・。(;^ω^)

筆者としては寄生虫対策にファイザー製の新型コロナワクチンを保存できるような-70℃冷凍庫を手に入れたいものです。

お酒やご飯がすすむ
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