函館市立潮見中学校と函館市民運動場

函館市民運動場の碑 雑記
函館市民運動場の碑
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函館公園からの帰り道、函館山側に石階段があるので近づいて見てみると、ロープが張られて人が入れなくなっていました。石階段には「函館市立潮見中学校」の表札があり、階段を上がったその奥にには「函館市民運動場」の記念碑が残されていました。

ロープが張られた石階段
ロープが張られた石階段
函館市立潮見中学校の表札
函館市立潮見中学校の表札

潮見中学校は2018年3月31日を以て閉校となっていますが、それは函館市内学校再編計画により、西中、潮見中、宇賀の浦中学校の3校を統合し函館市立青柳中学校を新設したからです。

気になったのは「函館市民運動場」の碑ですが、よく見てみると「陸軍大将 畑俊六書」と記されています。ちょっと調べてみますと、

函館市民運動場は、共同墓地であったところに、函館控訴院、地方裁判所、区裁判所、そして函館市民運動場となりました。さらに昭和29年には、北洋漁業再開記念北海道大博覧会会場となっています。その後、同敷地内に創立されたのが潮見中学校です。函館市民運動場は千代台公園の設立によりその役目を終えたようです。

陸軍大将の畑俊六は福島県出身で、台湾軍司令官や陸軍教育総監、侍従武官長、陸軍大臣などを歴任し元帥になった人物です。では、記念碑に陸軍大将畑俊六の名前がなぜあるのかというと、12歳のとき、函館に父の仕事の関係で弥生小学校に転校してきており、一時期函館で過ごした縁によるものらしいです。

函館はちょっと横道にそれると、歴史それもかなり奥が深い歴史を感じることができる街だということを久々に感じました。(‘ω’)

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