前回、週末釣行の記事をアップさせて頂きました。
その際、なかなか面白い珍しい魚が釣れたと書きました。
その魚種はというとオショロガレイという魚です。
釣れてきたときヒレに縞々が付いているので、クロガシラだな~と思いました。正直この釣り場で釣れたことがないので、弟と珍しいな~と話していたら、表面を見るとクロガシラではない・・・。
一見イシガレイに見えるけど、表面にはイシの代わりに、硬いブツブツが少しついている。
もしや、これがヌマガレイ(カワガレイ)とイシガレイのハイブリッドなのかと思いました。家に帰って図鑑を開いて調べると間違いありません。
両者には交配するものもいるとヌマガレイ(カワガレイ)の料理の記事で取り上げましたが、取り上げておきながら、自分もその目で見るのは初めてでした。(苦笑)
なんでも小樽の忍路湾で捕獲され、新属新種として発表されましたが、後にイシガレイとヌマガレイの雑種であることが判明し、この名前で呼ばれているようです。
食用としては流通していないようなので、こういうのは是非刺身で食べてみたいと思います。(‘ω’)
オショロガレイとイシガレイの違い
一見するとイシガレイと思ってしまいますが、ヒレに縞々があるので「ん?」と思ってしまいますね。石のある位置にも硬いブツブツの突起がありますので、この辺が見分けるところでしょうか。
イシガレイと並べると違いは一目瞭然、イシガレイは細長いのにオショロガレイは少し幅広でヌマガレイの面影があります。ヒレの縞々も小さい突起もヌマガレイの特長ですね。
ついでに今回つれたマコガレイの写真も載せておきます。(笑)
オショロガレイを卸す
オショロガレイを捌いていきます。お刺身にしますので、三枚あるいは五枚卸しにしていきます。
今回は5枚卸しにします。
3種のカレイを柵にする
さて、オショロガレイとイシガレイ、ついでにマコガレイの3種のカレイを柵にします。
普段はカレイの三種盛りなんて食べませんので、釣りの醍醐味はこんなところにあるんでしょうかね。
柵にしましたが、全く見分けがつきません。(笑)
上段左がイシガレイ、上段右がオショロガレイ、下段がマコガレイです。
3種のカレイの刺身の完成
3種のカレイの刺身ができました。魚体から推測する刺身の量でしか、もはや区別がつかないでしょう。上の写真上段が主役のオショロガレイ、その下がイシガレイです。
全く区別付きませんね。(笑)
その下の写真はマコガレイですが、魚体が大きかったので一皿占領しています。
さて、オショロガレイのお味はというと・・・。
イシガレイよりも食感が無く、水っぽい感じがします。
活〆で刺身にしていますので少し拍子抜けです。
活〆ヌマガレイ(カワガレイ)は意外と食感がありますので、これじゃイシガレイとヌマガレイの悪いところ取った感じですね・・・。釣りで疲れたあとにこんなに捌いて刺身にしたのに、なんだかガッカリ感が半端ないです。(*_*;
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