↓ ↓ 前回、甘鯛のお刺身を作りました。
非常に甘くて旨味もあり美味しいお刺身でした。
前回も書きましたが、強いて欠点を言えば身質が柔らかいこと。
この欠点を補うために塩を軽く振ったり、昆布で締めたりして余計な水分を出します。
予告していた通りに甘鯛の昆布締めを作りたいと思います。
昆布の表面を拭く
まずは昆布の表面を酒に浸したキッチンペーパー等で拭きます。
良い昆布でしょ。知人から素晴らしい昆布を頂きまして、今我が家でストックしている最高の品です。
庭訓往来で書かれているところの宇賀昆布の周辺で獲れたものです。別にこんな良い昆布を使う必要はないので各家庭で用意できるものを使ってください。安いもので全然OKです。
甘鯛の柵を昆布で包む
甘鯛の柵を昆布の上に載せて包みます。
ちょっと贅沢に包んでいますが、片面だけでもOKですので家庭の昆布事情に合わせて下さい。(笑)
昆布で包んだらさらにラップで包み冷蔵庫で2時間~1日置きます。どんなふうに食べたいか、また大きさによりますが、今回は甘鯛で身も柔らかく脂もしっかりしているので1日置きました。
さっと昆布の旨味が刺身に欲しいなら2時間程度でOKです。
締める時間が少ない場合は、ラップをした状態で小さいまな板を乗せた上に重石をすると良いです。
ラップから出して切り分ける
1日置いた甘鯛の昆布締めを出して切り分けていきます。
水分が昆布に吸われ身が締まり、また昆布の旨味が甘鯛に入っています。
アマダイの昆布締めの完成
あとは切り分けて甘鯛の昆布締めが出来上がりました。
覆っていた昆布も美味しいので千切りにして付け合わせました。
水分を吸われた甘鯛の刺身は身もしっかりと締まり、昆布の旨味も吸い取って美味しく頂けます。
適度に甘みと脂がありますので、真鱈やヒラメの昆布締めと違って味わい深い一品です。なかなか家庭では難しい魚かもしれませんが、居酒屋のおすすめ品であったら是非食べたいですね。(‘ω’)
コメント