冬の函館公園へ行ったついでに、敷地内にある市立函館博物館へ久々に行ってきました。
さて、料金はいくらだったっけなあ、なんて思って入り口までいくと一般100円でした。(笑)
めっちゃ安い!
中に入ると受付の女性がちょっと驚いた様子で出迎えてくれました。(多分滅多に人来ないんだろうなぁ・・・。) そして、「中は大分寒いですので、休憩室で温まってから見学して下さい。」と話してくる。疲れたら休憩なら分かるが、休憩室で温まってから見学?はじめ言っている意味がイマイチ飲み込めなかった。
入り口から入っていくと、志海苔で見つかった古銭の入った甕が展示されている。重量1.6トン、約38万枚もの古銭が発掘されました。2003年に国の重要文化財に指定されています。
上に上げられる種類の古銭が発掘されました。すごい数ですね。
古銭出土地点は志苔館のすぐそば、道路の拡張工事の際に見つかりました。一体だれが何のために埋めたのでしょうか。
志苔館については↓をご覧ください。
第一展示室では「昭和・なつかしの暮らし展」が開かれていました。
昔、筆者の家にもこんなネズミ捕りがありました。朝起きるとネズミが入っているんですよね。捕らえたネズミがどうするか?
逃がしてあげる?
とんでもない、この籠ごと水の中に沈めてしまいます。今だったらちょっと残酷ですよね。そんなことをしなくていいくらい住まいが発展したのはいいことだと思います。
懐かしい黒電話とタイマー。今の若い人たちはこういうダイアル式の電話(ピンクの電話など)はおろか、緑色の公衆電話も使えないそうです。当然テレホンカードなんかもわからないようです。(苦笑) このフォルムはどこぞの国家元首の髪型みたいですね。
今はなき、北海道拓殖銀行と山一証券の貯金箱のノベルティも展示されていました。この二つの金融機関の破綻で影響を受けた人はいっぱいいましたよね。
青函連絡船の乗船証明書が展示されていました。今は青函トンネルがありますから津軽海峡を横断するのもあっと言う間ですが、昔は結構時間かかりましたよね。連絡船て結構揺れましたし、船旅感がありました。
当時の船内グリルのメニューも展示されていました。「いか刺し定食 230円」をはじめとして今ではあり得ない値段のメニュー、こんなところにも時代を感じますね。
第二展示室には鳥に関する展示、第三展示室には箱館戦争関連の展示がありましたが、今回は割愛しました。100円でこれだけ楽しめるのはいいかもしれません。ただ、最後まで見終える頃には体が底冷えして、温まってから見学して下さいの意味がよく分かりました。(涙) 施設内マジで寒すぎです。防寒対策をして見学して下さいね。(笑)
この日は完全貸し切り状態、こんな博物館見学もいかがですか?(‘ω’)
コメント