前回、真鱈子でカラスミを作りましたが、あまりに大きいものを使ったためにちょっと完成するまで時間がかかってしまいました。
いつもの中島廉売で鮮度の良い助子が1パック300円で売っていましたので、今回はこれでカラスミ(タラスミ?)を作っていきたいと思います。
塩水で軽く洗って汚れを落とす
まず、塩水を作り表面の汚れを落とします。この時大き目の血管があれば針など刺して血を抜きますが、小さいので今回はやっていません。
次にザルにあけて表面をキッチンペーパー等で拭いて水分をとります。
塩を一杯振る
まずは、ザルにキッチンペーパーを敷いてその上に塩を敷いて助子を並べて塩釜のように塩を振っていきます。これで急速に水分を除いていきます。
水分が出たら下に敷いたキッチンペーパーを水分が出るたびに取り替えながらカチカチになるまで水分を抜いていきます。約3~5日間で水分が抜けます。
塩抜きをする
カチカチになって水分が抜けたら、次に塩抜きをしていきます。まず表面についた塩を洗って落としていきます。
大きさにもよりますが1~1日半ほど塩抜きしていきます。抜かれた塩加減を確かめて、数回水を取り替えてください。水の中に軽く呼び塩をするのを忘れないようにしてください。
塩抜きをすると水分を吸って大きくなります。
今回は2回取り替えました。
日本酒に漬ける
塩抜きをしたら水分を切って、キッチンペーパー等で水気をふき取ります。
今度は日本酒に漬けていきます。日本酒を入れると白く濁りますが問題ありません。
日本酒に浸して5日間ほど冷蔵庫の中に放置します。5日経過したら日本酒から取り出し、水分をキッチンペーパー等で拭いた後、干しかごに入れて天日干しします。
雨に濡れないように注意してください。
助子のカラスミの完成
干してから日にちが経過すると水分が抜けて段々と固くなってきます。
雨の日や夜間は取り込んで冷蔵庫干しにすると乾燥するのが早いです。今回は300円のたらこだったし面倒くさかったので、雨の当たらない場所に干しっぱなしにしました。
きちんと干されていたら完成です。写真は2週間放置したまま出来たものです。
水子のようなものは既にカラカラに干からびていました。粒入りの良いものは丁度良い完成度でした。たらこの大きさや粒の入り方によって干す日数を変えたほうが出来栄えが良いかもしれませんね。
あとはスライスしてお酒のつまみにしました。お酒すすむ、すすむ!(笑)
真鱈とはまた違った味わいです。色々な食べ方ができそうな珍味ですね。(‘ω’)
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