マツカワカレイの名前の由来は鱗がかたくザラザラしていて松の皮のようだという説と、本州の松川という地名の場所で多く獲れていたからという説があるようです。
また道南では別名鷹の羽、タカノハガレイといい、この呼び名は斑紋が鷹の羽に似ていることに由来するようです。特徴的な外見と産地からの命名ですね。
このマツカワカレイはある意味高級魚、刺身にしたらヒラメにも劣らない味で知られています。そんなマツカワカレイ、活きのいいのが売っていたので刺身と煮付けにしていきます。
今回は刺身ですね。(‘ω’)
頭と内臓を切り離す
まずは頭と内臓を切り離します。
切り離したらハラスの中の血合いに包丁を入れて爪楊枝をまとめたもの等で掻き出して綺麗にしていきます。
終ったらキッチンペーパー等できれいに水分をふき取りましょう。
![頭と一緒に内臓を引き出す](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/06/376224aaceb471bf73b9070b746e2172.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
![ハラスの中の血合いを掻き出す](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/06/ebae624ae16cf1c114924710de650167.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
柵に卸していく
いつもここで取り上げるカレイやヒラメと同じですので3枚ないし5枚おろしにしていきます。ウロコはめちゃくちゃ硬いので本来は梳き引きにした方がいいのかもしれませんが、最後に皮を引いたときに身についてなければOKなのでここはざっくり行きましょう。
![しっかり水分を拭く](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/06/8a59396b5c12455983c8749cf29cb313.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
![今回は5枚おろしに](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/06/5264059de712f6b89ad2100fef3f8894.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
![5枚おろし完成](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/06/67003062790f0ea0f8c0f6bc3a0d5dc6.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
ハラスを梳いて皮を引く
あとはハラスの部分を梳いて皮を引いて柵にします。
それほど難しい作業ではないのでサクサク終わるはずです。活きがいいので身もプリプリしていますね。
![ハラスを取る](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/06/4c508a6aced45221dd09dd62ef548947.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
![皮を引いて柵の完成](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/06/a0fa93b37f95817124e729f42c609cd2.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
切り分けて刺身の完成
あとは薄造りにして刺身の完成です。ほんとマツカワカレイは刺身にするとめちゃくちゃ美味しい。
40~70cmとか大きい魚体じゃなければ意外に安く売っていますのでお刺身チャレンジもいいかもしれません。また、大きい魚体は柵で売っていますのでそれを買って切り分けてもいいですね。
このプリプリの刺身は本当に御馳走と呼べる一品です。(‘ω’)
![マツカワガレイの刺身](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/06/a3331af74e4481823c34d69cd78336db.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
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