函館ではズワイガニと言いますが、本州ではブランド化された「松葉ガニ」や「越前ガニ」が有名かもしれません。昔、北陸出張したときにお土産に買って帰ろうと価格を調べたらびっくりして断念しました。函館だと超弩級のデカいタラバガニが買えるレベルの値段です。
ところが、メスになると「香箱ガニ」や「セイコガニ」「セコガニ」なんて呼ばれています。オスに比べてかなり小ぶりになるのですが、内子や外子があって大変美味。出張先の地元スーパーに4杯999円で売られていて迷わず買って食べました。お土産が松葉ガニから香箱ガニになったのは言うまでもありません。(笑)
石川県では「香箱ガニ」、お隣の福井県では「セイコガニ」の名前で売られていたのを覚えていますが、どの辺を境界として呼び方の線引きがあるのかはわかりません。函館では見たことないですよね。
さて、そのズワイガニを市場などで買うと、活ものなら一杯1,000円は軽くするかもしれません。大き目ならとてもこんな値段では購入できません。倍以上の価格になるでしょう。小さめならスーパーなどで500円程度で購入できるかもしれませんが、それだと食べるところが少ない。
![足おれ訳アリズワイガニ](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/72bad15f4a1e221f7e4477a7546552b7.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
筆者のおすすめは訳アリ品、ずばり、足折れや足欠けの品でそれなりのサイズのもの。足が多少折れて無くなっていようが味は変わりません。むしろこのサイズ一杯400円を切るお得感が半端ない。4杯で1,500円ちょっとです。甲羅の柔らかい脱皮ガニを選んではいけませんが、まず重要なのは必ず生きているカニを購入することです。
大き目の鍋にお湯を沸かす
大き目の鍋にお湯を沸かして沸騰させます。次に塩を入れます、軽く一掴み程度でしょうか。入れすぎて塩辛くなるよりは気持ち少なめの方がいいと思います。沸騰したらズワイガニの甲羅を下にして入れ再沸騰を待ちます。
![甲羅を下にして入れる](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/f569d9080bc42950ad011c974e924617.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
再沸騰させる
再沸騰したら吹きこぼれないように火を弱めて中火程度で茹で続けます。
茹で時間は大きさにもよりますが、カニを入れてから15分程度で。キッチンタイマーで計っておくと便利です。
![](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/774a395553544ec7358455dd4e8406eb.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
ズワイガニをザルにあけ冷ます
約15分たったらカニをザルの上にあけて流水で軽くアクを洗い流します。あとは冷ましたら食べられます。
カニハサミなどで割って開けてみましたが身入りもグッド。死んだカニだと身も痩せて味噌も溶けてなくなってしまうので、そこだけは注意して購入しましょう。
![茹でズワイガニ](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/a2d86a952e49cbe169884389513f9fa1.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
![意外に身もたっぷり](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/71e1e896b0fd6a2cbc2fef86a4372c32.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
↓↓他にも茹でて美味しいカニがあります。(‘ω’)
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