イクラ醬油漬けを作る2021~醤油を替えただけで超旨になった!

生筋子 水産加工
生筋子
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今年も秋鮭のシーズン到来です。

秋鮭といえば鮭とば作りもありますが、まずはイクラ醬油漬けではないでしょうか。

今年は鮭が獲れない上に道東で赤潮が発生し、定置網にかかった鮭が大量死したそうです・・・勿体ない。(´Д`)

さて、初物を醬油漬けにしようと思いスーパーを回りますが・・・

めちゃくちゃ高い!

どのスーパーも市場も100g980円が当たり前です。日によっては1000円超えです。

数年前は特売で100g299円で買えたものが3倍以上です。

昨年も安い日で599円でしたから・・・それのさらに1.5倍以上ですね。これは回転寿司のイクラ値上げ必至です。(;・∀・)

そんな中、まだ100g799円(税込)で売っている特売を発見!結構迷いましたがあまり安くなる要素も無いので今回はこの値段で醤油漬けを作ることにしました。

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煮切り醤油を作る

今まではここまで高くなかったので結構ザックリで作っていたのですが、この値段だと失敗もできませんし、出来るだけ美味しく仕上げたいです。

過去記事見ると古い記事ほど結構雑多な味付けだったなあ・・・と著しく反省です。

上の記事ほど古いものになります。

味付けも色々変えましたね。醤油も替えたし最終的に煮切り醤油にしました。

火を加えた方がアルコールも飛んでまろやかなので、今回も煮切り醬油にしようと思い醤油:酒:みりんを3:2:1という鉄板でいきます。

ただ・・・

醤油だけは「北海道産丸大豆醬油」を使ってやってみようと思いました。その煮切り醤油を作って1番だしで割るという方法をとります。北海道産丸大豆醤油の写真はありませんが、普通にスーパーで売っているものです。

まあ、一番出汁の昆布も頂いた宇賀昆布で上等なんですが、大きく変わったのは北海道産丸大豆醤油を使ったことです。

筋子の量にあった分量を鍋に入れて火をいれます。中火で沸騰させアルコールが飛んだら冷ましておきます。

火にかけてアルコールを飛ばす
火にかけてアルコールを飛ばす
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40度の塩水で筋子をほぐす

40度程度のぬるま湯に塩を入れて筋子をほぐします。

塩はさっと入れてちょっと塩味がする程度で良いです。

約40度の塩水でほぐす
約40度の塩水でほぐす
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筋をきれいにする

ざっくりほぐしたのが下の写真です。

まだまだ、白い筋が残っていますので過去記事でも書きましたが、箸で掬うようにして取り除いていきます。今回のは筋多いですね。残ると食感も悪いし生臭いのでここは頑張りどころです。

まだまだ白く筋が残っている
まだまだ白く筋が残っている

煮切り醤油と出汁と混ぜる

冷ましておいた煮切り醤油と同じく冷ましておいた一番出汁を混ぜます。一番出汁のかつお節は絞ると出汁は多く確保できますが、臭みがでてしまいます。今回は上品にいきたいので勿体ないけど絞りません。

一気に全部混ぜてしまうと調整が効きませんので、煮切り醤油も一番出汁も残しておいてください。

二つブレンドした出汁入り煮切り醤油と筋を処理した筋子を混ぜ合わせます。

筋子とブレンドした出汁入り煮切り醬油を混ぜる
筋子とブレンドした出汁入り煮切り醬油を混ぜる

全体の水分量を調整しながら、お好みの塩分や出汁の風味で味を調えます。

筆者は煮切り醤油はある程度濃いめにしておいて、出汁を加えるかたちで最終調整します。筋子の上にひたひたになるくらいは水分が必要です。

時期が遅くなるほど吸う水分は多くなるので、多めの調味液が必要となります。

調味液に浸した状態
調味液に浸した状態
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イクラの醤油漬け2021バージョンの完成

さあ、一晩おいてイクラ醬油漬けが完成です。

直ぐに食べない分は煮沸して冷めた保存ビンに入れて冷凍します。今年初物のイクラ醬油漬け、早速実食と参りましょう!

いつもの岩磯海苔をシュレッダーハサミで切り分けて敷き詰めたらイクラ投入です。

自家製イクラ丼
自家製イクラ丼

良い色合いしてますね~。

さあ、蓮華で掬ってどんどん口に放り込みます・・・ウマー(;゚Д゚)

これは、イクラの美味しさというより醤油の差でしょうか。

醤油の値段が3倍くらいしますので、奥行きやまろやかさは今まで以上です。やっぱり折角美味しいもの作るならいい素材使わなきゃ駄目なんだなあ・・・。

今年竿とリールも新調しましたので、是非鮭を釣ってもう一度くらい作りたいですね。(‘ω’)

美味しくてイクラでも食べられる(笑)
美味しくてイクラでも食べられる(笑)

↓ ↓ 他の魚卵醬油漬けはこちら。(‘ω’)

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