道の駅しかべは道南の噴火湾に面したところにあります。元々は間歇泉公園で10分くらいおきにお湯が噴き出る公園で有名なところでした。昔はよく足湯に漬かりながらのんびりしたものです。
北海道新幹線開通に合わせるように、間歇泉公園に併設する形で道の駅が作られました。そういうことで「道の駅 しかべ間歇泉公園」という名前になっています。
屋外にはBBQスペースや温泉の蒸気を利用した蒸し処があります。
冬なのでBBQスペースは休止中のようです。
カールス君は道南駒ヶ岳の噴火によって噴出された軽石がモチーフのようで、度重なる噴火にも負けない不屈の精神を象徴しているとのことですが・・・不屈の精神の割にちょっとゆるい。ガールフレンドのいずみちゃんもいるそうです。軽石だけに意外と軟派です。
たらずきんちゃんは鹿部名産のスケトウダラのタラコとあかずきんちゃんをモチーフにしていることは言うまでもありません。そうすると鹿部では童話でオオカミのお腹に詰められるのは軽石、いやカールス君かもしれません。
温泉蒸し釜商品を売っています。卵や牡蠣など蒸したら美味しいでしょうね。そのほか珍味、水産加工品などお土産品が販売されています。
お魚屋ではタコやごっこが販売されていました。時期によってはエビなども販売しています。
他にもお惣菜屋さんや食堂もあり賑わっておりました。ちょうどこの日はテレビか何かの撮影が行われていて、カメラマンや音声さんがいました。
前身は間歇泉公園なので、道の駅から間歇泉公園に入っていけます。入場料は大人300円、小中校生200円です。昔2回ほど行ったので今回はパスですが、一度も行かれてない方は行ってみてもいいかもしれません。
もう、帰ろうかな・・・と思っていたところ、一つのお土産品に目が止まります。
商品名「シケルぺ最中」。
POPにアイヌ語地名由来が書かれているのですが、鹿部の地名由来は「キハダのある所」と書かれてある。
このPOPだと「ペ」が「所」の意味になってしまいますので、「シケル」が「キハダ」の意になってしまいます。おそらくバチェラー博士の説にシケレベ=キワダの地とあるので無批判に持って来たのでしょう。それでもバチェラー説はうしろにkotanと付いていましたので、キワダの・村(地)と考えることが出来ますが・・・。
知里博士が見たら幽霊アイヌ語がまた歩いていると嘆かれるかもしれません。シケルぺの中には所という意味はないはずです。
書くならシケルぺは「キハダ(の木)」くらいにしておいた方がいいかもしれません。正確にはsikerpe-niでキハダの・木です。
何故か、キハダの木とは関係ない帆立の最中ですが・・・。(苦笑)
何はともあれ、ここは24hトイレもあるので車中泊の方も安心ですね。
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