↓ ↓前回、真鱈を捌いて昆布締めの刺身を作りました。(‘ω’)
今回は、頭や内臓などアラを使ってマダラ鍋を作ったお話です。ちゃんとした身が食べたいよ~という方は、捌いた身を入れて頂いて全然構いません。
筆者の家庭では父親がタラ大好き人間なので、冬になるとタラの三平汁か鍋がかなりの頻度で食卓に並びます。
正直、マダラかスケソウの三平汁ばかり、子どもの頃は週に1~2度は食卓に並んでいました。
「え~っ、また三平汁・・・」っていうのが兄弟で口癖になるくらいでしたが、その時代に比べると10日に1回くらいに減っていますのでまだ大丈夫ですが・・・。(苦笑)
そんな幼少期より食べ尽くしたマダラを美味しく鍋にしていきたいと思います。
下準備
上の写真は捌いたままの状態です。まず、肝や胃袋など適度な大きさに切り分けます。
肝は1cm程度のスライスに、お好みですが胃袋も6等分くらいにしておきます。
終ったらアラ全体に軽く塩を振っておいて余計な水分と臭みを消します。
1~2時間が経ったら準備OKです。
出汁をとって肝を溶かす
まず、昆布出汁をとります。カツオ出汁も取ってもいいのですが、マダラの味を活かしていきたいので今回は昆布だけです。カツオ風味が欲しい方はお好みでどうぞ。
出汁をとり終えたら、マダラの肝を出汁の中に溶かしていきます。
スライスした肝を2~3枚程度、味噌漉しなどにいれて溶かします。多くいれすぎると脂でくどくなってしまいますので、調整しながら入れていきます。
いやいや、あっさりしたのが食べたいんだ!という方はこの作業スキップしてください。
タラにお湯をかけて水ですすぐ
いわゆる霜降りという作業ですが、マダラのアラにお湯をかけて水で軽くすすぎます。
余計なぬめりや臭みを取るためです。
鍋に入れて盛り付け火にかける
野菜など用意してあとは鍋の中に入れて盛り付けていきます。
タラ以外の鍋に入れる具材はお好みですが、今回は白菜、長ネギ、豆腐、生椎茸のみです。白滝とか飾った人参とか入れても全然OKです。
具材を入れたら鍋を火にかけます。
手っ取り早くキッチンで煮てしまってもいいのですが、筆者は煮えるまで飲みながら待つのが好きなので、チューハイを片手に食卓でカセットコンロを使ってコトコト火にかけます。(笑)
真鱈(マダラ)鍋の完成
沸騰して真鱈に火が通ったら、真鱈鍋の完成です。
蓋を開けると非常に美味しそうな出汁の匂いが充満します。溶かした脂が汁の中に溶けて濃厚でコクのある味わいになっています。
コクのある脂っこさと、ポン酢のサッパリ感と合わせって丁度いい味です。
↓ ↓なんでこんな盛り付けで写真とったんでしょう。正直食べるのに夢中でした。
今回はアラしか使いませんでしたが、活きも良く非常に美味しく完食できました。旬のこの季節みなさんも真鱈鍋いかがですか。(‘ω’)
↓ ↓ 味噌のじゃっぱ汁も美味しいです。(‘ω’)