亀の手(カメノテ)の酒蒸しを作る~美味しい食べ方

亀の手 水産加工
亀の手
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先日、自由市場で買い物をしていたら、なかなか珍しいものを発見しました。

俗に亀の手というエビやカニと同じ甲殻類です。

「セイ」とも言いますが、亀の手という方が一般的です。

呼び名のとおり見た目が亀の手足に似ていることから、こう呼ばれております。

亀の手足に似ている
亀の手足に似ている

なかなか市場でも見ることが少ないレアなものだけあって、結構いい値段します。

この量で1,000円弱でしょうか。

今回はこの亀の手で酒蒸しを作っていきたいと思います。

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亀の手の選び方

亀の手は全長5cmくらいまで成長しますので、出来れば大き目のものを買った方が食べやすく無難です。

ただ、固まりで売っていますので、どうしても小さいものも混じって来ます。

この辺はもうどうしようもないので、出来るだけ大きい個体の集合体を選びましょう。

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亀の手をバラバラにする

亀の手は上部を爪のような殻に守られていて、下の方が布目状になっています。

亀の手同士お互いにくっついていますので、丁寧に1個1個ばらしていきます。

あんまり乱暴にやると布目の部分が、引きちぎれてしまうので気を付けて下さい。

バラバラにした亀の手
バラバラにした亀の手
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丁寧に水洗いする

亀の手には砂やゴミが付着していますので、流水で何度か振り洗いしていきます。

砂や汚れな無くなるまで何度も行いましょう。特に下部の方に多く付いていますので綺麗にして下さい。

ここを適当にすると食べる時に砂を噛むことになりますので気を付けましょう。

流水で洗う
流水で洗う
何度も振り洗いする
何度も振り洗いする
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砂やゴミが出てくる
砂やゴミが出てくる
水洗い完了
水洗い完了

鍋に酒をはり亀の手を入れる

さて、鍋に薄くお酒を張り、その中に亀の手を入れて酒蒸しにしていきます。

また、こういう時に限って料理用の酒を切らしております。

しょうがないので飲み用の日本酒を使います。(涙)

今回の亀の手の量だと写真の日本酒量で少し多かった感じですね。

さっとでいいです、さっとで。

日本酒を鍋に張る
日本酒を鍋に張る
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少し多かったか
少し多かったか
亀の手をいれる
亀の手をいれる

中火にかけ酒蒸しにする

あとは中火で蓋をして3~4分程度蒸します。

量にもよりますが今回は3分程度、あんまりやりすぎると縮んでしまいますからね。

上部の爪状部分が緑色に変わってくるので、頃合いをみて火を止めます。

蒸しあがり
蒸しあがり
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亀の手の酒蒸しの完成

さあ、亀の手の酒蒸しが完成しました。

なんとも言えない良い香りが立ち込めますね。

磯の香りというか塩の香りというか食欲をそそられます。

亀の手は下の布目状の部分を引っ張ると身の部分が顔を出します。あとは爪の部分を半分に開くとOK。そのままパクリと食べてしまいましょう。

味は貝類のような気もするんですが、甲殻類なのでカニエビの風味をあります。出汁がでてなかなかの珍味なので、先ほどのような日本酒が飲みたくなりますね。

こんなにグロテスクな外見なのに味は上々、是非一度食べて欲しい珍味です。(‘ω’)

亀の手の酒蒸し
亀の手の酒蒸し
布目状の部分を引っ張ると可食部が出てくる
布目状の部分を引っ張ると可食部が出てくる
爪部分を割るとあとは食べるだけ
爪部分を割るとあとは食べるだけ

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