タコどうぐってご存知ですか?
タコ、主に水だこを指しますがその内臓です。タコを一匹まま捌いたことがある方ならわかると思いますが、タコの内臓はほとんど食べることができます。
タコの処理は、水揚げ段階やお魚屋さんで茹でられ、頭と足、内臓に分けて売られます。
その内臓がタコどうぐというものになります。
生で売られていることは稀で、ほとんどがボイル状態で売られています。
スーパーなんかでは色見をよくするために食紅でピンク色を付けられて売っていますね。
今回は市場で300円で売っているものを購入してきました。これが酒のつまみにぴったりなんですよね。折角なので食べ方を紹介したいと思います。
タコどうぐの部位
さて、タコどうぐはタコの内臓というお話をしました。平たく言えばホルモンみたいなものです。
どんな部位を食べているのか気になるところですので、主なものを説明します。
上の写真がタコ一匹分のおおよその内臓です。
下に二つある部分が肺とかエラとか呼ばれる部分で、その右側上にちょっと付いている丸い部分が心臓と思われます。一番上の丸い部分が胃袋になります。
胃袋には硬い殻が付いていますので、これは手で剥いで取り除きます。
下の写真だと腸もあったりしていますね。今回購入分がざっくりタコ2匹分のようです。
タコの卵巣(たこまんま)や精巣(白子)も入っていますので、これらも食べることが出来ます。
さっと湯通しする
この作業はお好みで行ってくれて構いません。
さっと塩を入れた沸騰したお湯にタコどうぐを入れて1~2秒湯通ししたらザルにあけます。
しっかり処理されていれば、買ってきた状態で切り分けて食べても問題ありません。ちょっと表面を殺菌したり暖かい状態で食べたいときなどこの作業をするといいです。
タコどうぐを食べる
あとはお好みの大きさに切り分けて頂きます。
塩味がしっかり付いている場合はそのまま頂いても良いですし、わさび醤油やポン酢につけて食べるのも美味です。一山300円程度で売られており、色々な部位を楽しむことができます。
筆者はコリコリとした食感の胃袋が好きなのですが、ポン酢で食べるなら卵巣や白子も美味しいです。
安く楽しめる酒飲みにはおすすめの食材ですね。
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