シロガイと呼ばれて販売されている二枚貝がありますが、表面がスベスベしたやつとザラザラしたやつが存在することをご存じでしょうか。
スベスベして艶艶しているやつがサラガイで、そうでないやつはアラスジサラガイかベニザラガイといわれるものです。この三種類を総称してシロガイとして流通しています。
ザラザラしている方は二種類ありますが、この二種類は筆者には見分けがつきません。アラスジサラガイの方が、貝の成長筋が若干はっきりしているらしいですが、どうでしょう。(笑)
まあ、覚えておいてお酒の席のネタ程度にして下さい。
シロガイは昔は北寄貝の漁に混ざったものが出回ったので安かったのですが、今は100gで100~110円ほどで販売されていることが多いです。結構お高くなりました。
そんなシロガイが中島廉売で100g70円で売っておりました。ちょっと小さめですが、いつもより30円ほどお安い!というわけで500円分買ってしまいました。
今回はこれをしゃぶしゃぶにしますが、必ず活きていて砂抜きされているものを買ってください。スーパーで販売されているものは砂抜きされていない可能性がありますので要注意です。
一番出汁をとる
昆布とかつお節で出汁をとっていきます。昆布やかつお節の種類は家庭にあるもので大丈夫です。
適当な鍋に水と昆布をいれて火にかけます。沸いてきて鍋に気泡が出来てきたら昆布を取り出します。そのまま火にかけておいて沸騰直前になったら火を止めてかつお節を投入します。
そのまま時間を置き、かつお節が鍋底に沈んだらかつお節をさらし等で濾して、かつお節やカスを取り除きます。濾すときにかつお節には水分(出汁)がかなり含まれておりますので、箸で押して水分を絞り出して下さい。
シロガイの表面を洗う
シロガイは水洗いして表面についた汚れを落とします。さっと洗い終わったらザルにあけておきましょう。表面がザラザラしているので、アラスジサラガイかベニザラガイのどちらかと思われます。
土鍋に出し汁を入れて火にかける
土鍋を用意して出し汁をいれてカセットコンロで火にかけます。終わったら雑炊を作る場合は少し出汁を残しておきましょう。
中火くらいでコトコトやって軽く沸いてきたらシロガイをいれます。土鍋の大きさは食べる人数で調整してください。
シロガイが開くまで待つ
数分で熱されたシロガイの口がパカッと開きますので、そうしたら少し待って火が通るので食べ頃になります。
殻から外してそのまま食べてもOKですし、ポン酢などでさっぱり頂いても大丈夫です。本当はハマグリでしゃぶしゃぶをしたいところですが、ハマグリは非常に高価です。シロガイでも濃厚な出汁が出ますのでコスト的にはありだと思います。食べ終わったら〆に雑炊を作りましょう。
↓最後は卵雑炊に仕上がりました!
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