道南の冬の風物詩といえば、その代表格にごっこ汁が含まれるかもしれません。
ごっこ汁を作るときのごっこの分量はオス1尾・メス1尾とかオス2尾・メス1尾とかオスとメスを両方で調理した方が卵と魚のバランスがいいと思います。
ごっこ汁のレシピ
↓我が家のレシピとか偉そうなタイトル付けた手前、一応分量らしきものを書きますが、ごっこの大きさ・分量で変わりますのでザックリです。(笑)
昆布 | 一枚(顆粒出汁でもOK) |
ごっこ | 2尾(オス1尾・メス1尾) |
ごぼう | 半分 |
豆腐 | 1~2丁(木綿or絹)お好みで調整 |
水 | 適量(ごっこの量に合わせて) |
みりん | 適量(全体量に合わせて加減。今回は大さじ2) |
酒 | 適量(全体量に合わせて加減。今回は大さじ3) |
しょうゆor味噌 | 適量(お好みの濃度で) |
長ネギ | 適量 |
生のり | 1パック(お好みで入れて下さい) |
ごっこを捌いてお湯をかける
まず、ごっこを捌きます。捌き方は前回記事を参照してください。↓
捌いたごっこや内臓にさっと熱湯をかけます。その後、流水で洗ってザルで水を切ります。こうすることで表面のよごれを再度落とします。これをしないと、当日の作り立てはいいのですが、二日目に食べようとすると、ごっこ特有のにおいが出てしまいますので必ず行うようにしてください。
具材を準備する
次は中に入れる具材を準備していきます。まず、ごぼうの皮を剥きささがきにして軽く水にさらしておきます。
長ネギをカットします。あとでお椀の上で載せるなら写真くらいの大きさでいいのですが、鍋に入れてしまうならもう少し厚めの切り方が良いでしょう。
豆腐はお好みの大きさに角切りにします。木綿でも絹でもかまいません。我が家は絹豆腐で作ります。
我が家は入れませんが、生のりを入れる家庭も多いようです。お好みで購入して入れて下さい。1パック200円くらいでしょうか。
出汁をとって具材を投入する
鍋に水と昆布をいれ沸かしていきます。気泡が出てきたら沸騰する前に昆布をとります。鍋の水が沸騰したらごっこの身や内臓とごぼうを入れます。卵や豆腐はまだ入れません。
ごっこやごぼう入れて煮だってくるとアクが出てきますので、適宜とっていきます。
アクをある程度とったら、沸騰させ卵と豆腐をいれます。ごっこの卵を入れるとまたアクが浮いてきますので取って下さい。アクが無くなってきたら味付けをします。
みりん、酒、しょうゆまたは味噌で味を調えます。昆布だしが効いてないなと思ったら顆粒出汁を加えたりしてください。
味付けしたら火を止めます。
ごっこ汁の完成
お椀によそってネギを散らして、道南の冬の風物詩ごっこ汁の完成です。
ごっこのコラーゲンのぷりぷりした味わいや卵のプチっと感がたまらなく美味です。
やっぱり冬に一回は食べたいお料理です。道南以外の方々、とくに本州の方にも食べてもらいたいですね。是非冬の道南を訪れたら食べてみて下さい。
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