子持ち昆布の天ぷらを作る

子持ち昆布 水産加工
子持ち昆布
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皆さん、子持ち昆布はご存知でしょうか。

知らない人も多いかもしれませんが、冒頭の袋に入ったものがそれになります。

筆者、この子持ち昆布の存在を知ったのはいつだったかと思い起こすと、昔上司に連れられて入った居酒屋で興味津々で注文して食べたのが最初でした。

注文の商品は「子持ち昆布の天ぷら」で、出て来た料理を食べた瞬間に衝撃的な感動を覚えたことを記憶しております。

昆布に何かの卵が付いていて不思議な天ぷらでした。

子持ち昆布
子持ち昆布

子持ち昆布自体は、昆布に数の子が付いたもの・・・すなわち、昆布にニシンが卵を産み付けたものを塩漬けしたものということは直ぐに分かりましたが、それ以来居酒屋等で巡り合うことはありませんでした。

またいつか食べたいなあ・・・なんてずっと思っていました。

今でこそ、ネットで調べれば検索にヒットして買う事ができますが、何故かそこまでしなかったんですよね・・・。

それから、何年経ったのでしょうか。

先日、自由市場に行ったら子持ち昆布が売っているではありませんか!

100g500円・・・1枚くれと言ったらこの大きさで約1,000円、いい感じで巡り合いましたよ。(笑)

これをあのとき記憶した懐かしの天ぷらにして食べたいと思います。(‘ω’)

断面をみるとなかなかの数の子が付いている
断面をみるとなかなかの数の子が付いている
結構ずっしりと重みがある
結構ずっしりと重みがある
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子持ち昆布を塩抜きする

前述したように子持ち昆布は塩蔵したものです。

これをそのまま食べるとかなり塩辛いので、まずは塩抜き作業を行います。

どのくらい塩抜きが必要か・・・お店の人に尋ねたら、

「半日はやった方がいいよ、あとは(塩抜きした)水の塩加減みて。夕方までやった方がいい。」という返事が。

察するに購入した時間は昼頃、店主がいう半日とは日中の半分、つまり5~6時間程度ということでしょう。筆者も半日=日中の半分という使い方しますので・・・。

呼び塩をして水を2、3度取り替えながら塩抜きをします。

今回は結構早く抜けましたね、4時間もしたら塩味を感じなくなりました。若干塩味を残して調理したほうがいいのか、塩味を完全に抜いて再度味付けしたほうがいいのか・・・どうなんでしょう?

今回はほとんど塩抜きしてしまいましたね。

呼び塩をして塩抜きをする
呼び塩をして塩抜きをする
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ザルにあけて水を切る

塩抜きをしたら、ザルにあけて水分を切ります。

ザルにあけて水を切る
ザルにあけて水を切る
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子持ち昆布を適度な大きさに切り分ける

子持ち昆布を適度な大きさで切り分けていきます。

どの程度が適切なんでしょうね。筆者は一口サイズで切り分けました。

子持ち昆布を切り分ける
子持ち昆布を切り分ける
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衣を付ける

子持ち昆布に衣を付けます。

キッチンペーパー等で残った水分を拭いてから行います。

通常は小麦粉をまぶしてから衣を付けますが、今回は卵の中に染み込ませた方が上手くいくかな・・・と思いそのまま衣を付けて見ました。

やった後で思いましたが、それなら海苔に巻いて普通にやった方が香ばしさとか食べ応えとかあったかもしれません。何せもう十数年前の記憶なので・・・どんな代物だったか曖昧です。(´Д`)

衣を付ける
衣を付ける

170~180℃の油で揚げる

170~180℃程度の油でさっと揚げていきます。

そのまま食べられるものなので、衣が固まってしまえば十分ですね。あとは余熱に任せましょう。

170~180℃で揚げる
170~180℃で揚げる
そろそろOK
そろそろOK
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綺麗な色で揚がった子持ち昆布
綺麗な色で揚がった子持ち昆布

子持ち昆布の天ぷらの完成

子持ち昆布の天ぷらが完成しました。

昔食べた味を再現・・・とまではいかないまでも、素材の美味しさを上手く表現できているでしょうか。早速食べてみます。

今回はつゆではなく、岩塩を付けて頂きます。

数の子のつぶつぶ感が半端ないですね。天ぷらの衣もベチャっとしてなくサクッと仕上がりました。もう少し衣が厚くても良かったかもしれません。

やはり海苔を巻いて衣を付けるのも一考ですね。

記憶の中にあった子持ち昆布の天ぷらと同じではないと思いますが、これはこれで美味しいです。

もし子持ち昆布が売っていたら一度チャレンジしてみる価値ありですよ。(‘ω’)

子持ち昆布の天ぷら
子持ち昆布の天ぷら
今回は岩塩を付けて頂きました
今回は岩塩を付けて頂きました

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