松浦武四郎

書籍

山田秀三監修、佐々木利和編『アイヌ語地名資料集成』(1988年、草風館)

アイヌ語地名を調べる上でやはり先人たちの文献に当たらなければいけません。 それぞれの文献をそれだけを目的に図書館なりを探すと結構な手間になってしまいますが、アイヌ語地名を調べるのに最低限必要な文献を集めたものが『アイヌ語地名資料集成』です。...
地名

上磯(かみいそ)地名由来の謎②~松浦武四郎の『蝦夷地道名國名郡名之儀申上候書付』

前回の記事で上磯村のおこりと地名由来の謎をご紹介しました。時間が出来たので、その続きを紹介していきたいと思います。 渡島国7郡と上磯村の成立 戊辰戦争が五稜郭の戦いで終結し、明治政府は蝦夷地を本格的に統治するために、明治2年7月開拓使を設置...
地名

矢越八幡宮と矢越岬

津軽海峡を挟んで二つの矢越が存在します。一方は道南福島と知内の境目、もう一方は下北半島の佐井にある矢越です。まるで双子のような矢越には、伝説や地名に多くの共通点がありました。 矢越岬の地名 前回、矢越岬の地名由来について、ya-kus-i ...
地名

大野川(おおのがわ)と有川(ありかわ)の地名由来

戸切地川と久根別川の間に大野川が流れています。現在でも大野川には旧久根別川が流れ込み、河川切替する前の久根別川は直接津軽海峡に流れ込むのではなく大野川に注ぎ込んでいました。大野川は上流に行けば、清流ですが河口付近では写真のように黒い色になっ...
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