上ノ国にある上國寺(じょうこくじ)は北海道最古の寺院建築と言われています。ちょうど上ノ國八幡宮の隣に位置していますので、見学する場合は旧笹浪家住宅と上ノ國神社とセットで見ることをおすすめします。
細かい解説はウィキに譲りますが、北海道最古級とあって趣があります。
本堂の装飾は内地の寺院と比べてやはり見劣りはします。それでも北海道に約600年近く前にこの寺院が創建されたことは深い歴史を感ぜずにはいられません。
上ノ國神社と同じように木鼻の彫刻があります。はじめバクをあしらったものかなとも思いましたが、足が無いし象かもしれませんね。神社の方が立派に彫られています。亀田八幡宮にも同じようなものが見受けられます。
上ノ国は北海道で和人の歴史発祥の地です。上ノ国を訪れずして道南の歴史を感じることはできないので、檜山地方を訪れた際は、是非お立ち寄りください。