先日、いきなりトンカツが食べたくなりました。
筆者、子どもの頃のごちそうといえば、鶏の唐揚げとかトンカツです。牛のステーキやしゃぶしゃぶといったものもごちそうには違いありませんでしたが、まだ牛肉の輸入自由化はされていませんでしたので、牛肉など口に入ることはほぼありませんでした。
運動会や遠足で鶏の唐揚げが食べられることがうれしかったのですが、店屋物のカツ丼というとさらに一歩上をいくごちそうです。今でこそ安く食べられますが、昔はゆうに800円以上した記憶があります。当時の食堂のメニューでは一番上だったと思っています。
年齢を重ねるにしたがって、油ものを食べる機会はめっきり減りました。
それでもたまに食べたくなるんですよね。ただ、普通のトンカツだとやっぱり胃袋に負担がかかりそうなので、歯にも胃袋にも優しいミルフィーユトンカツを作りました。
とか言ってチーズも入れちゃっていますが・・・。(笑)
メイン材料
今回は「国産豚ロース薄切り」と「とろけるチーズ」を使って作っていきます。
基本的な作り方は普通のトンカツと変わりません。とろけるチーズ、今回は明治。雪印と比べたら内容量も同じなのに10円安かったからです。(‘ω’)
豚肉とチーズでミルフィーユにする
豚肉を敷いてその上に1枚を4分の1にしたチーズを乗せます。チーズの大きさは3分の1でもいいと思いますのでお好みでどうぞ。
その上にまた豚肉をのせます。脂身を互い違いにするようにのせて下さい。
そうしたら、またチーズを乗せて、これを豚肉5枚繰り返します。ちょうどチーズ1枚と豚肉5枚で一つのトンカツが完成します。
最後に両面に塩胡椒を振ります。
これをカツ丼にしたり、あるいはソースをかけたりするなら、塩胡椒は少し抑えたほうがいいと思います。まあ、お好みで量を調整してください。
衣を付ける
あとは普通のトンカツを同じように衣を付けます。
小麦粉→溶き卵→パン粉の順番に作業していきます。1枚肉ではないので崩れないように注意して下さい。
油で揚げる
170-180℃くらいで揚げます。
途中でひっくり返します。初めは沈んでいますが、しばらくすると浮いてきます。キツネ色になったら油から上げましょう。
油切りトレイの上で少しおいておき、余計な油を切るのと、2分ほど余熱で全体に火が通るようにします。ミルフィーユになっていますので、普通のトンカツのような時間はかかりませんし、2度揚げもいらないです。
チーズ入りミルフィーユトンカツの完成
さて、チーズ入りのミルフィーユトンカツが出来上がりました。
付け合わせはお好みでチョイスしてください。さあ、切れ目を入れてみますと、ジューシーな豚肉にトロトロに溶けたチーズがいい感じで仕上がっています。
実食してみると柔らかくてうまい。
外側の衣はカリッとして中は肉汁とチーズが食べた瞬間、口の中に広がります。
これは普通のトンカツより遥かに旨いな。柔らかいから年老いた両親向きですし、今度これでカツ丼とか作ってみようかと思います。(‘ω’)
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