お魚屋でたまに生マグロのカマを売っているのを見かけたことはありませんか?
見たときあれはどうやって食べるんだろうと考えたことがあると思います。スーパーなんかで夏場に売られている小さめのマグロのカマは、バーベキューで炭焼きにするのがイメージされると思います。
お魚屋で売られているカマはマグロを刺身に解体したときのものが大部分なので、実はお刺身にして食べることが出来ます。生食が可能な商品であれば、多少手間はかかりますが、カマの骨を外して中に入っている身の部分、いわゆるカマトロを食べたい!
そこで、今回はカマトロ収穫のため、マグロカマを解体していきます。
↑上の写真、マグロカマの断面を見て下さい。
まるで高級和牛のようなサシが入っていて非常に美味しそうなカマトロとなっております。これを刺身、あるいは炙りで食べるのは至福のひとときです。普通の大トロとはまた違った味わいが楽しめます。
カマトロを収穫するのに必要なものはよく切れる包丁、小さめの出刃が使いやすいです。
また中落ちのように身をこそぎ取るためのスプーンも用意して下さい。
さて、まずは見える部分の身を剥いでいきます。
ある程度採り終えたら、骨から丁寧にはがしていきます。ちょっと硬いところもあるので大変ですが、出刃を使いながら骨から剥いで、ハラスの部分の余計な皮などをきれいに落としていきます。
骨に付いた身の部分はスプーンを使ってこそぎ落として下さい。
こういうバラバラになる部分はネギトロにして食べれます。
いよいよ、表面の厚い皮を剥いで中のカマトロを収穫していきます。
包丁を入れて切れ目をいれ、剥ぎ取るように包丁をスライドさせて表面の皮を剥ぎます。
中からは脂ののったカマトロが見えてきますね。
カマトロをとったあとはスプーンで骨に付いた身を落としていきましょう。
骨に付いた身を取り終えたら収穫完了です。
↓の写真のように沢山の身を取ることができました。筋張った部分は叩いてネギトロにするのがベストです。カマトロなど形が整った部分は刺身で食べるといいかもしれません。
個人的には山かけも大好きです。(笑)
カマトロの刺身は本当に口の中でとろける絶品、炙りにしても絶対美味しいです。
もし市場にカマが売っていたら一度はチャレンジしてみて下さい。今回はこれで1,500円、高いか安いか食べて判断お願いします。(‘ω’)
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