前回、父親が大量にイワシを釣ってきた話をしました。
つみれにして食べましたが、つみれを作るのは手間がかかって大変ですので、どうしても消化しきれません。どうしたものかと考えていると、千葉県に住んでいた頃、九十九里浜の方でイワシの醤油干しなるものがあったなと思い出しました。
昔、九十九里の方ではイワシが大漁だったそうで、イワシの醤油干しがご飯のおかずやおやつで消費されていたそうです。大量に獲れたイワシを処理するための知恵なのだと思いました。
軽いつまみにピッタリなので、イワシの醤油干しを作っていきたいと思います。
イワシを捌いて調味液に漬ける
まずはイワシを捌いていきます。三枚卸しか、写真のように頭と尾と内臓を取り除いた状態まで捌いて下さい。三枚おろしがつまみにサクサク食べられていいのですが、今回はちょっとさぼってしまいました。
捌き終ったイワシを醤油と酒をブレンドした調味液に浸します。
醤油と酒は4:1くらいを目安に調整してください。
3枚卸しにしたイワシなら30~40分程度、今回のような捌き方なら90分程度漬け込むといいでしょう。
イワシを干す
時間が経ったら、イワシを籠やザルに入れて干していきます。
日差しの当たらないところで陰干ししてください。この程度の量なら冷蔵庫干しでもいいです。身の大きさにもよりますが、3~4時間干します。
イワシを焼く
干されたイワシを火にかけていきます。
醤油で漬けてますので焦げないように火加減に注意します。焼き終わったら「イワシの醤油干し」の完成です。
醤油風味がたっぷり効いていますので、他の調味料はいりません。このまま骨を外しながら食べておつまみに最適です。骨を外すのが手間な方は3枚卸しをおすすめします。
たまにはこんな、懐かしい味のおつまみはいかがですか。(‘ω’)
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