商業捕鯨が始まったからなのか、新型コロナウイルスの影響か鯨のウネスが安くうっていました。安いと言っても写真の大きさで1,300円でしたので、普通に買うにはためらわれる金額です。
それでも安いと表現したのは、いつもならこの大きさで2,000円・・・もしかしたら3,000円はするんじゃないかと思うからです。冷凍されていない生ウネスのようなので思わず買ってしまいました。
今回はこの鯨のウネスでお酒のおつまみに最高な畝須ベーコンを作っていきたいと思います。
塩漬けにして3日間置く
まずは塩釜のようにがっちり塩をして約3日間冷蔵庫内で放置します。生なので解凍の手間もいらないので楽ですね。
鯨から出た水分が溜まらないようにキッチンペーパーを敷いたザルの上などに置くといいと思います。全体が塩で包まれるようにしておきます。
表面の塩を水で洗い流す
三日間したら冷蔵庫から取り出し表面の塩を洗い流します。
ウネスを茹でる
ウネスがしっかり漬かる程度のお湯で茹でていきます。
沸騰したらウネスを入れます。再沸騰してきますのでそしたら吹きこぼれないように火加減を弱めて下さい。大きさによりますがこれくらいの大きさなら約20~30分程度茹でていきます。
今回の大きさで30分程度ですが、大きければ茹で時間をもっと長くする必要があるので大きさによって調整して下さい。白い畝の部分に竹串を刺してスッと通るか確認すると良いでしょう。
火を止めて取り出し水で洗う
茹で上がったら火を止めてウネスを取り出し、表面の灰汁を水でさっと洗い流します。あとはしばらくそのままにして粗熱が取れるまで放置します。
黒皮の部分は硬いと思う人は剥がしてしまってください。筆者は苦にならないのでそのままにしておきます。
ここで燻製すればスモークベーコンになりますね。
鯨のウネスベーコンの完成
あとは薄くスライスすれば鯨のウネスベーコンの完成です。塩味が付いていますのでそのまま食べても美味しいですが、マスタードやポン酢を用意して食べるのもいいですね。これ居酒屋で食べると結構いい値段なんだよね・・・。
ちょっと長々と作り方を書きましたが、もっと超簡単な方法があります。
それは単純に塩ゆでするという方法です。(*_*;
大体2~3%くらいの塩水を作りそれを沸騰させて茹でます。大きさによって塩分濃度は高くしましょう。茹で上がったら冷めるまで茹で汁の中で置いて塩味に馴染ませるだけです。塩で漬けるより均等に味が染み込むので失敗する確率はぐんと減りますね。
はじめから塩ゆでにしろよ!という突っ込みが聞こえてきそうですが、少し困難さがあった方が達成感がありますよね。(笑)
色々な作り方を試してお好みの味を発見して下さい。(‘ω’)
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