前回、ウマヅラハギでお刺身を作りました。肝醬油で非常に美味しかったです。
捌いたときの肝があまりに大きかったので、肝醤油で余ってしまいました。
湯引きしてポン酢などで食べようとも思いましたが、アラ汁を作ってその中に入れようと思います。
頭の皮を剥ぐ
初めからアラ汁にするなら頭から皮を剥いでおくのですが、途中からの方向転換ですので、とりあえず頭の皮を剥ぎます。
もし初めから頭をアラ汁などで使うのであれば、頭を落とさずに皮を剥くと全体丸ごと剥けますので試してみて下さい。
頭の皮から剥く場合はカワハギの口を切り落とします。
その口もとから皮をベリベリ剥がします。簡単に尾っぽの方まで剥げますので、全部取っちゃってください。今回は頭だけになっております。
エラを取り除いてブツ切りにする
目の下の部分から包丁を入れてエラを取り除きます。
取り除いたら適度な大きさにぶつ切りにして下さい。あとはアラを水洗いして余計な血などを流します。
アラにお湯をかけて水で洗う
準備したアラにお湯をかけてあと、水で洗い余計な血合いや汚れを落とします。
昆布で出汁をとりアラを煮る
アラ汁を作るために昆布で出汁をとります。
昆布で出汁をとって出し汁が沸騰してきたら、カワハギのアラを入れて下さい。
再沸騰する前段階でアクが浮いてきますので適宜アクを除いて下さい。臭み消しに生姜を少し刻んで加えます。後は中火でアラを煮て出汁を出していきます。
火を止めて味噌を入れる
ある程度、煮だしたら火を止めてみりんと酒、味噌を入れます。
みりんと酒は入れすぎると甘くなりすぎますので調整して下さい。
ウマヅラハギのアラ汁の完成
ウマヅラハギのアラ汁が出来ました。
今思えば、肝をそのまま入れるより溶いていれた方が汁全体のコクや旨味が増したかもしれませんね。
今回はそのまま入れて食べる方を選んでしまいました。
ウマヅラハギ・・・いわゆるチュンチュンと呼ばれる魚は、昔道南で子どもが遊びがてら釣ってくるような魚、いわゆる下魚でしたが、今は刺身が重宝されていますので結構お高くなりました。
200円と割合安く手に入れたので値段の割に美味しく頂けました。いつもならもっといい値段します。
肝心のお味はカワハギ自体淡泊な味なのですが、肝が多く入った分濃厚でパンチ力のあるスープになりました。それでも、くどさは無く非常に美味しく頂けました。お酒を飲んだ後は最高ですね。(‘ω’)
↓ ↓肝が美味しいのはじゃっぱ汁(真鱈のアラ汁)です(‘ω’)
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