↓先週末に釣りに行ってきましたが、釣果は期待を裏切る結果でございました。
その中の一匹がウグイ、この辺の人たちはアカハラと呼んでるひとが多いかもしれません。婚姻色に染まるとオスメス両方ともオレンジ色に染まるからです。ウグイは釣り人からすると
キングオブ外道、釣れても全くうれしくありません。
大体は直ぐにリリースされてしまいます。
ウグイはアイヌ語で supun スプン です。supun-ot-pe スプノッペ で ウグイ・ごちゃごちゃいる・者(宿野辺)という地名が残っているくらいなので、アイヌ人たちには注目すべき貴重なたんぱく源だったことでしょう。
そんなことを考えながら、折角釣れてきたので、持って帰って久々・・・小学生以来?に食べてみることにします。小骨のうるさいイメージしか残っていませんが・・・。
ところで、昔釣れてもリリースしないで持ち帰っていたのは、じいさんが食べていたからです。
今考えると恐ろしいのですが、じいさんは刺身で食べてました。(*_*;
じいさん曰く、薄く骨に逆らってきると小骨もうるさくない・・・とか。
確かに鰊のように小骨は切断できるかもしれませんが、小骨よりも寄生虫が心配です。
川魚や川と海を行き来する魚は必ずと言っていいほど、激ヤバな寄生虫を持っています。鮭もアニサキスがいますよね。ウグイには横川吸虫など目に見えずらいものがいますので、天然ものは生食は避けたほうがいいです。
いまにして思えば、じいさんが薄く切っていたのは寄生虫対策もあったのかも・・・まあ、チャレンジする気にはなれませんが・・・。(苦笑)
まあ、今回は川魚に近いということでアユやイワナのように、塩焼きにしてみましょう。
ウロコを落とす
まず、余計なウロコを落とします。
すみません、ウロコを落としをまだ新調していませんでした。欠けていてお見苦しい。(*_*;
内臓を取り除き塩を振る
内臓を取り除きます。
頭を落としても良かったのですが、川魚っぽくしたかったので、頭を残したままエラの部分から腹を開きエラごと内臓を取り除きます。
取り除いたら、ハラスの中と表面裏面に軽く塩を振って20分くらい置いてまま水分を出して臭みを消します。
グリルで焼く
20分程度過ぎたら再度軽く塩を振ってグリルで焼きます。
中までしっかり火が通る様に、パサパサにならないように弱火でゆっくり焼きましょう。
片面焼きのグリルなら、ある程度焼けたらひっくり返して下さい。このグリルは両面焼きなのでこのまま綺麗に焼けるまで待ちます。10~15分程度でしょうか。ぎりぎりグリルに収まりました。
ウグイの塩焼きの完成
さあ、なかなか美味しそうに焼きあがりました。
↓↓ さて実食!(^^)!
食べてみますと、背の部分は骨がうるさいイメージは全くありませんね。
味はイワナとアメマスを足した感じでしょうか。臭いはイワナに近いかもしれません。淡泊ですがまずいという感じではなく、川魚特有の臭いをどうにかできれば意外に美味しく化けるかもしれません。
味噌焼きにするなど濃いめの味付けをして、臭いを消したら意外といける魚なのかもしれませんね。いつか外道としてリリースされず、本命のお魚になる日があるかも・・・。(‘ω’)
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