先月、ちょっと道東に行かなければいけない急用があって行ってきました。
目的地までは長い道のりでしたので、どうしてもトイレ休憩が必要になります。
今回はちょっと立ち寄った壮瞥の道の駅の紹介です。さすがにコロナ禍でもあり人出はまばらな感じでした。
1Fはジオパーク観光情報館として、観光情報展示や産直品が販売されています。
2Fは火山防災学び館として、有珠山の噴火関連の展示や展望台などがあります。
壮瞥(そうべつ)の地名は勿論、アイヌ語に由来します。
洞爺湖の水が唯一今の壮瞥町を通って滝となって流れ出し、長流川に合流します。
その川が壮瞥川といい so-pet ソー・ペッ 滝・川 というアイヌ語です。
現在も、壮瞥滝という勇壮な滝があり、洞爺湖唯一の自然流出滝です。落差は約18メートルとも言われています。
中には白老のウポポイPRのナックス顔ハメがありました。
ウポポイはオープンしたら直ぐに行こうと去年計画していましたが、新型コロナウイルスのおかげでとん挫したままです。
もうちょっと感染が落ち着いたら、今年中にはいきたいですね。
1F奥には農産物直売所があります。
時期的に行者ニンニク、通称アイヌネギが売っていました。結構いい値段しますね。
その他はアップルワインや、シードル、りんごビールなんかが売られています。
りんごが特産品なんですね。
さて、2Fは火山防災学び館や展望スペースがあります。
有珠山周辺赤色立体地図がありました。
この赤色立体地図で地形がよくわかるのですが、有珠山の周辺には小さい火口跡のようなものがわんさかあるようです。火山の上に立っている街ですな。
そのほかにも有珠山や噴火関係の資料があり、ちょっとした博物館のように楽しめます。
筆者の父親も噴火する数か月前まで直ぐ近くの虻田に住んでいたので、なんとも複雑な心持ちです。
この日は晴天だったので、展望スペースから有珠山が良く見えました。
ポコッとこぶのような小山は昭和新山ですね。
この有珠山や洞爺湖周辺は大地の息吹を感じられる稀有な空間です。一度来てみて周辺を散策すると火山活動スケールの大きさ、人間のちっぽけさを感じることができます。
↓ ↓ 道の駅そうべつ情報館iの位置
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