法亀寺は旧大野町、現在の北斗市にある日蓮宗のお寺です。道南に在住の方ならご存知だと思いますが、しだれ桜で有名なスポットでこの桜を見ようと毎年多くの人が訪れます。
法亀寺に建てられた掲示板を見ると、
法亀寺は日蓮宗実行寺の末寺である。1849年(嘉永2)大野村東下町に法亀庵として建てられ、その後法亀寺に改称し、1889年(明治22)現在地に移転した。
境内にある一本のしだれ桜は推定樹齢300年で高さは12mくらい、垂れ下がった枝いっぱいに花が咲く。これほど見事な桜は珍しいという。(後略)
法亀寺の案内板(大野町教育委員会)
樹齢300年の桜は冒頭でも紹介した通りに、毎年多くの見物客でにぎわうのですが、今年はコロナの影響で駐車場も閉鎖、毎年中まで入れたお寺の境内も立ち入り禁止となっておりました。
そのせいか、路上駐車を注意する警備員一人だけで、誰もいない状態でした。時折眺めて写真を撮って帰るひとはいましたが、これだけ人がいないのは初めてです。
いつもなら出店もあるので寂しい感じがしますね。
車で通りかかって、ちょうど花盛りだったので少し歩きながら写真を撮らせて頂きました。折角なので、今年の綺麗なしだれ桜をご覧下さい。
空の青と桜のピンク色がきれいに対比されていました。もう葉が少し出てきていたので、終わり頃だったのかもしれません。夜から雨が降りだしましたので、この日がきれいに見れた最終日でありました。
静かに遠くから桜を見るのもいいですが、来年は賑わいの中でまたこのしだれ桜を楽しめることを祈っています。
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