冬のホタテは貝柱だけでなく、ベロ(生殖器)も大きくなって食べ応えがあります。
魚屋の刺身のお造りでは、ホタテも貝柱ばかりが重宝されてベロやヒモは刺身として食べられることはほとんどないでしょう。
そんな貝柱だけ除いたヒモやベロはどうなるかというと、十把一絡げでは無いですがまとめて袋に入れられ販売されます。あまり買う人は少ないでしょうが、筆者は見かけると好んで買ってしまいます。
これを買ってどうするのか?という今回はつまらないお話です。(笑)
![袋からだすとベロとヒモが沢山](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/576839c02dad1f662f9f59b3d75b7160.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
ベロ、ベロと言っていますが、正確にはホタテの生殖器で白が白子でオス、赤が卵でメスで活ホタテだと刺身でも食べられます。どちらかと言うと刺身では赤い方が甘みがあって美味しいので、筆者が活ホタテを買う場合は赤い方を選ぶことにしています。
これをワンコインで一袋買ってきて中をきれいに整理することにより色々な料理へと使うことができます。
ウロをエラを取り除く
買ってきたものはウロやエラも付いたままになっていますので、これらを取り除いていきます。いくつ入っているのかわかりませんが、全部綺麗に仕分けしていきます。
![右がエラと黒いウロ](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/a86b4308c10956b668611c7bf321f4fe.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
![ウロとエラを取り除いた状態](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/d1e8d9c4c4b0dad4752cc5bc3778061d.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
ザルに分けてさっと水洗いする
ザルにあけてさっと水洗いします。ヒモの方は塩を振りかけて塩もみしてから水洗いするとぬめりが落ちます。これで下処理OKです。
![ベロとヒモに分ける](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/27676efae873c34cd596ed4f29e1d7f3.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
![塩もみして水洗いする](https://i0.wp.com/hakodate-life.com/wp-content/uploads/2020/04/02a832b36372277fb3f74eaab745514b.jpg?resize=800%2C533&ssl=1)
ワンコインで色々な料理に
さあ、あとはこれを色々な料理の具材として活用できます。個人的にやって美味しかったのは、
・バター焼き~きわめて普通ですね。(笑)
・天ぷら~ヒモを野菜と絡めてかき揚げにしたり、ベロはそのまま天ぷらで結構いける。
・カレーやシチュー、グラタンの具材~これもあまり外さない使い方です。
ざっと上げても4-5通りの美味しい用途が思い浮かびます。余っても、下処理したものは小分けにして冷凍保存しておけば完璧です。
さて、これでワンコインは高いか安いか?もちろん決めるのはそれぞれですが、筆者はお得に感じるんですよね。ああ、言い忘れてました・・・ここでいうワンコインは百円玉ですよ。(笑)
コメント