↓前回記事で釣り師Iさんより頂いた真イカ、活き活きしていましたので最高のお刺身なりました。
そのイカゴロも新鮮な状態です。捨てるのは当然勿体ない!そのまま生で食べてもよかったのですが、今回は醤油漬けにして酒のあてにしていきたいと思います。味噌漬けとはまた違う旨さがあります。(‘ω’)
イカゴロを切り離して下処理をする
イカゴロを身から剥がして墨袋を取ります。また先のほうに付いてる内臓や汚れをとり、ゲソを根本から切り離します。
↓下処理の詳細は味噌漬け記事を参考にして下さい。
軽く塩を振って一日寝かせる
イカゴロに軽く塩を振って一日冷蔵庫で保存します。余計な水分と臭みを出していきます。
塩をさっと洗い流し表面を拭く
表面についた塩や水分を流水で洗い流し、キッチンペーパー等でふき取り蓋つきの保存容器に並べます。
調味液で味付けをする
調味液で味付けをしますが、今回は酒・みりん・甘口醤油・昆布醤油を1:1:3:3で調合しました。みりんや酒を多めでちょっと甘めな味にします。調味料は何でも構いませんので酒でも醤油でもお好みのものや分量で試してみて下さい。調味液に浸したら2~3日冷蔵庫で蓋をして保存します。
保存容器から取り出す
イカゴロの大きさにもよりますが、小さいものだと2日、大きいものだと3日程度経過したら保存容器から取り出して、調味液をキッチンペーパー等でふき取って完成です。そのまま食べても良いですし、一度凍らせて、凍った状態をスライスしてルイベ状態で食べても良いです。筆者はルイベ状態が好きです。その日に食べない分、凍らせて食べる分は水分をふき取ってサランラップに包んで冷凍させると良いでしょう。凍らせて食べると酒がすすむ最高の珍味です。(‘ω’)
ちなみに、ルイベあるいはルイぺという言葉はアイヌ語ですが、ru-ipeで溶ける・魚という意味です。ipeには元来、食べ物という意味があったようですが、後に魚をあらわす名称になっていきます。shi-ipe→shipe(シ・イペ→シペ)は真の・魚すなわち鮭を意味します。アイヌ人たちが魚を主食としていた時代を示唆することばです。イカゴロなんぞにru-ipeと言ってたら怒られちゃうかもしれません。(笑)
ともあれ、新鮮なものが手に入ったら、是非お試しください。
↓ ↓ イカワタのルイベをご家庭でどうぞ。(‘ω’)
↓ ↓ イカのゴロ煮も旨い!(*´ω`)
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