いかりん館の見学を終えたあと、すぐ隣にある禅燈寺へ足を運びました。江差線が健在であったころは、その境内の中を電車が通っていくという変わった光景が見られるお寺でした。

禅燈寺はこの地に入植した旧庄内藩士らが故郷の山形県善寶寺に懇願し、その末寺として1902年本堂が建立されました。新天地北海道に移ったとはいえ、故郷への思いは変わらないのですね。

2014年にJR江差線が廃線になるまでこの仁王門と本堂の間を電車が通っていました。当時は鉄道ファンも多く訪れる有名なスポットでした。

この本堂の前を電車が通過していく非常にシュールな光景が楽しめました。

今も線路は残っており、現在は道南トロッコ鉄道によるトロッコ列車が走っているようです。


トロッコ列車は大型連休以外は土日祝が運行日となっており、平日と冬期間はお休みとなっております。詳しくはこちらをご覧ください。私も体験してみようと思います。
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