縄文文化交流センターは↓「道の駅 縄文ロマン南かやべ」に併設されています。
縄文遺跡というと青森の三内丸山遺跡が一般的に有名ですよね。
ここ道南も意外に縄文遺跡が多いのですが、意外と知名度がまだまだ低い。世界遺産へ登録されるとまた違ってくるのかもしれませんがね。
1975年に著保内野遺跡から主婦が農作業中に偶然発見した中空土偶は、2007年には北海道初の国宝指定を受けて、ようやく道南の縄文遺跡群に光が当たってきたような気がします。
そんな流れの中で作られたのが、前述と道の駅と併設の縄文文化交流センターです。
直ぐ隣には垣ノ島遺跡があります。今、遺跡の在る所は海から離れて高台になっていますが、縄文時代は縄文海進と言って、今より海岸線は陸地の方に来ていました。おそらく垣ノ島遺跡のすぐ下辺りが縄文時代の海岸線であったことでしょう。
夏季と冬季で開館時間が違いますので注意しましょう。毎週月曜日が休館日であるのはどこの博物館も変わらないですが、月内最終金曜日も休館なので注意が必要です。
中に入ると券売機がありますので、チケットを購入します。大人300円、学生150円です。
ちなみに館内写真撮影はOKですが、フラッシュはNGですので、写真を撮る方は予めフラッシュ機能をOFFにしておいた方が無難です。
縄文時代の年表を記した第一展示室を抜けていくと、縄文体験学習スペースに行き当たります。ミニチュア土器作りやカックウの顔を作ったりと8つのメニューがあるそうです。
体験希望の方は受付でチケットを購入する必要があります。
詳細は公式ホームページをご覧下さい。子供が喜びそうですね。
↓公式ホームページ
入って展示室1と体験学習室は2Fにあたり、階下の1Fがメインの展示室になります。
入っていくと壁に展示された沢山の縄文土器に圧倒されることでしょう。
何と言いましょうか、こうやって並べられていると荘厳というか、縄文人が何か語り掛けてきそうな心持ちになります。
他にも保存状態の良い土器が個別に展示されています。この日は新型コロナウイルスの影響か、観覧者は筆者だけでしたので、気兼ねなく写真に収めることが出来ました。
こんな機会は滅多にないのでかなり写真多めとなっております。(笑)
博物館へ行くと必ずといって良いほど、当時の人々の暮らしぶりの想像図があるのですが、どこに行っても似たような劇画タッチ。(笑)
同じ画家さんなのか、こういうタッチで描いてくれというオーダーが出ているのか・・・。
全国の博物館まわるうちに同じ顔に会えるかもしれませんね。
出土した骨や殻から縄文人は非常に多くの種類の食物を食べていたことがわかります。また、注口土器なんかは今の急須と見た目そっくりですよね。
さて、長くなりましたので、今回はこの辺で。
中空土偶を激写して来ましたので次回更新でご覧ください。(‘ω’)
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